社会人になって友達からの誘いに無理に付き合っている人はいませんか?最初は楽しくても段々辛くなってくることってありますよね。
そういう人は友達と遊ぶことが最優先だと思っていないでしょうか。
今回の記事ではその考えが現実問題厳しいということと、社会人で友達がいらないと考えることが全く「恥ではない」と言える理由について書いていきます。
ちなみに、これを読むと心のモヤモヤがある人はスッキリすると思うのでぜひ最後までお読みください。
本当に仲の良い友達を選別できる
社会人になってから圧倒的に「遊ぶ時間」が減ります。大学と違って休校、長期休み、午後から授業といったことがないからです。
そうなってくるとあなたに与えられた自由の時間は限られてきます。そんな中で大学等で遊んできた友達全員と今まで通り遊ぶのはほぼ不可能になってきます。
つまり遊ぶ友達を選別し始めるのです。もちろん仲の良い人から選ぶのが普通であり、心理になってきます。
ここの時点で「この人とは貴重な時間を使ってまで会いたくないな」と思った人から「仲の良い友達リスト」から外れていきます。
そして大切な友達の再認識をするようになるのです。
仲の良い友達が「いる」のと「いない」のとの違いを調べた論文がある
PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)さんによると仲の良い友達がいるのといないのとで体に及ぼす影響を調べた論文が米ノースカロライナ大学から2016年に出されて話題になったとのことです。
結果としていくら友達が多くても親友と呼べる人がいないと「色々な悪影響を起こしてしまうよ」という内容です。詳しくはこちらをご覧ください。
つまり社会人になってから遊ぶ友達を選別することにはこのようなメリットも存在するということなのです。
環境の変化で友達が減ることはよくあること
高校・大学とたくさんの友達と遊んで楽しんできた人にとって「社会人になる」というこの環境の変化は最初は馴染めないはずです。
でも多くの人が環境の変化を経験することで友達が減るという現実を自然と受け止めるようになってきます。
それは遊びたくても遊べないというあなた自身を襲う環境が長く続くことで起こってくるのです。
社会人になってからも環境の変化によってさらに友達と会えなくなる
社会人となってもさらなる環境の変化はやってきます。転勤、結婚、子供が生まれた。などです。私も経験があるのですが、これらの事象が起きるとどんなに仲の良い友達であっても会う頻度は減ってきます。
例えばお盆休み、いつもはみんなで海に行っていたとしましょう。でもそのグループの中で結婚をした人がいればその人は遊びに来ることが難しくなります。それは互いの親に挨拶に行かなくてはいけなくなるからです。中には実家が遠くて泊まらなきゃいけない人もいるはずです。そうなるとますます会えなくなってきます。
大切なのは環境の変化を受け入れること
20代の前半ぐらいだと友達が結婚しようが、子供ができようが近くにいる限り昔のノリで「泊まりに行っていい?」とか「今から会おうぜ」と言ってくる人はたくさんいます。でも断れて行くうちに相手の気持ちを察し、誘う頻度を減らしていくのが普通です。
でもそれが30代、40代でもノリが変わらず頻繁に遊びに誘う人はいます。そういう人に特に言いたいのが「環境の変化を受け止めなさい」ということです。
環境の変化を受け止められさえすれば、社会人で友達がいないことがごく普通のことだ。恥ずかしくないと認識できるのです。
社会人の平均友達数は年々減っていく
ライフニュースさんによると、30代の社会人の友達平均数は約15人だということが書いています。また年齢を重ねるごとにその数はさらに減っていくとも記載されています。
これは社会人を経験している人なら「納得のいく結果」と言えるでしょう。このようなことからもあなたの友達の数がどんどん減っていくのはごく自然なことであり、特異なことではないのです。
社内で新しい付き合いを見つけるのも一つの楽しみ
会社で知り合った人で友達と呼べる人はいますか?ちなみに私はそんな経験はありません。
世の中にはそういう人はいるんでしょうけど、基本的に仕事終わりに食事に行ったり、カラオケに行ったりしても高校や大学の友達とは違います。あくまで職場の同僚だったり、部下だったり、上司だったりするのです。
あくまで友達と呼べる人たちではないものの、仕事の愚痴を言ったり、反省点を言い合ったりしあえる仲の人を作るのは非常に大切で、あなたの心の支えとなる存在であることは間違いありません。
友達が減るからこそ、新しい付き合いを楽しむ
世の中の多くの人がその人生を職場の人と一緒に過ごします。友達と違った付き合い方に面白さを感じる人も多いかと思います。特に互いに仕事の話ができるというのが大きくて、勉強になるところも魅力的です。
先ほどから述べている通り社会人になると従来の友達との付き合いが減りますから、職場での新しい付き合いを大切にしていくことは非常に重要なことなのです。
会社からの評価が高くなりやすい
友達が少なくなってくると、遊びの誘いが減ります。
遊びの誘いが減ると自分の時間が増え、十分な睡眠を取ることができるはずです。そうすると間違いなく仕事効率が上がりますよね。
そうなってくると上司も「仕事できるやつだな」と認めざるを得ないのです。
昇進・昇給も速くなる
友達がいないことで仕事に集中できます。その姿勢が会社に評価されると昇進・昇給も夢物語ではなくなります。
やっぱり仕事中に「今晩友達と遊びに行く、楽しみー」と考えているとなかなか集中できませんし、仕事終わってから友達と会うとついつい夜遅くなって寝不足気味になります。
友達がいないとそういう心配はしなくていいので職場では自然と良い成績を取る人が増えてくるのです。
友達が多い方がいいと思えるのは学生まで
小中高、そして大学と「友達は多い方がいい」と思ってきたと思います。
しかし社会人になってからは先にも述べた通り様々な要素が重なって友達と会えない日々が続きます。
その日々が「友達が絶対必要」と思っていたあなたの気持ちを少しづつ壊していくのです。
その気持ちを抱くのはあなただけではないことを知ろう
社会人になって「友達いなくてもいいや」と思ってくるようになるのは何もあなただけではありません。周りの人も皆同じなのです。なぜなら社会人になって結婚して子供ができるという一連の流れを殆どの人が経験するからです。
「友達がいなくなるのは当たり前、みんな同じなんだ」思えるようになればそう、思うことを「恥」と捉えることもなくなるでしょう。
趣味に没頭しやすい
友達がいないということは「限られた時間を有意義に使える」と捉えることができます。
読書、ジョギング、ゲームなどとにかく空いてる時間をそれに費やすことができるのです。
これらは社会人という限られた自由時間の中では貴重であると言えます。ただそれが友達に付き合うことで奪われるのは間違いありません。
限られた時間を奪われるのに嫌気がさしてくるのは誰しもが感じるところ
「今日は家でゆっくりゲームしたい」と思っていた人が急に友達に誘われて断れず出かけてしまう。そして帰ってきて後悔をする。なぜなら「限られた時間」を奪われた感覚に陥ってしまうからになります。
でも冒頭でも申し上げた通り、それは周りも似たような経験をしているのです。何もあなただけの話ではありません。
そういう感情が積み重なり友達がいなくなるのは自然のことなのです。
まとめ
一番言いたいのは社会人で友達がいなくなることは自然のことで、誰しもが思う事になってくるのです。
それだけは確実なことなので、周りから友達がいなくなっても何も恥じることがないのは明白なので安心していいのです。