結婚前提のお付き合いにおいて【我慢をしなくて済む】考え方とは

仲が悪い

「結婚前提のお付き合いをしましょう」と言われて最初は喜んで交際をオーケーしたものの、あとから何もかもが重く感じて嫌になってしまう事ってあると思います。

このようなことを嫌な思いをすることは、決して体に良いこととは言えないでしょう。

そこで今回は実際に我慢することなく結婚まで至った人の話や考え方を含めお話ししていき、あなたの不安を取り除いていきたいと思います。

※更新日2021.01.17

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交際が終わることが普通にあることを知る

別れ

結婚を前提にという言葉に皆さんどんなイメージを持たれますか?「付き合うからには、結婚しなくちゃいけない」と思いこんでしまう人は多いと思います。しかし決してそんなことは無く、むしろ普通のカップルのように別れが日常茶飯事的に行われているのです。

なぜそうなるかというと、このような告白というのは「お互いをあまり知らない」場合が非常に多いからになります。考えてもみましょう。ずっと付き合いのある人や同じ職場、学校が一緒だった人に「結婚を前提に」という言葉を使うでしょうか。普通は「好きです。付き合ってください」という言葉を使いますよね。

むしろこの言葉はお互いがあまり知らない人同士である時に使われるのがオードソックスといえるでしょう。例えばお見合い婚活中に知り合った場合などが挙げられます。つまりは「お互いを知ることから始まる付き合い」と言えるのです。

このことからも、最初はいいかもしれませんが、後々二人の間に温度差が生まれやすくなり、結果として「別れ」が生まれやすくなっているのです。

別れた後、元の関係に戻る確率も低い

普通のカップルと違って、探り合う付き合いから始めるので、お互いの嫌いなところを次々と発見しやすいのが特徴です。ですから別れた後の復縁は自然と難しくなってきます。「イメージと違う」「こんなはずじゃなかった」という感想を唱える人が多く、意外と結婚までに至るまでには人一倍苦労を重ねてしまうのです。

相手に対して違和感を感じても「結婚」という言葉が重くのしかかるため、どうしても我慢しがちになってしまいます。それが募ってくると大きなストレスとなり過大なる負荷がかかってしまいます。むしろ最初からリスクのありきの付き合いだと理解していた方がダメージは少ないので、これは覚えておいて損はないと思います。

 

ギャップが激しいので、一々我慢できないし、しなくてよい

ギャップ

結婚という響きは人々にいい印象を与えます。そのキラキラしたイメージを一度持ってしまったら「壊したくない」と思ってしまうのが普通です。ですから、付き合った時には極力関係を壊さないようにと我慢を重ねる傾向が強いのです。

しかしイメージ先行の付き合いである分、相手のちょっとした期待外れな行動に対してかなりがっかりしやすくなるというデメリットを抱えています。

1つ例を挙げるとすると、お金の使い方でしょう。若い時は気にしなかった恋人の金遣いも、結婚を意識した相手だったら話が違ってきます。金遣いが荒い、または逆に異常にケチケチしているなどのなどの両極端な使い方をされると幻滅するはずです。それでも「結婚を前提に」と言われているので指摘できません。それを繰り返すことによって、段々我慢ができなくなってくるのです。

そんな時は我慢を重ねる必要はありません。むしろあなたへの心の負担のほうが心配なのです。下記に上手なストレス回避の方法を載せておきましたので、ぜひ見てみましょう。

ギャップの限界値をあらかじめ決めておこう

つまりはあなたが相手に対して見切りをつける基準を決めておこうという話になります。ギャップは殆どの付き合いの中で発見することだとは思いますが、1回や2回程度の幻滅で一々別れ話をするのも面倒くさいと思うので、最初から限度回数を決めておきましょう。

「これをされたら1点」「もっとひどいことをされたら2点」という風に点数をつけると限度が図りやすくなると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

もちろんあなたの感覚の話になってくるので「今日はがっかりしたけど、ご飯作ってくれたからプラマイゼロね」というような評価でも全然OKです。

このようなことが頭の中で考えられるだけでも、あなたのストレスは大きく減少してくると思います。

焦って結婚の話をしてくるので、きちんと注意したほうがいい

焦る

付き合ってから、プロポーズする期間がとても短くなる傾向があります。特に男性が焦る傾向が強く、デート2、3回目で指輪を用意する人もいるくらいです。「さすがに早すぎじゃない?」と言ってあげると、怒ったり、すごく悲しんだりするので面倒くささを感じずにはいられないと思います。

そこで殆どの男が言ってくるのが「結婚するって言ったじゃないか」という言葉です。言わないまでにしても心の中ではそう思っていることが多く、次のデートでは不貞腐れたり連絡が遅くなったりするので、困ってしまいます。

そんな感じなのでそれを優しくフォローしつつ対応するとなってくると、あなたにかかってくるストレスが尋常じゃないくらい大きくなってしまいますので、それこそ結婚を考えているのであれば、意見をはっきり伝え注意したほうがいいのです。

「一緒に住みたい」したいという話も早めに出てきがち

結婚の話と同じくらいで出てくるのが同棲の話です。これも決まって男性から話してくる場合が圧倒的に多いです。やはり女性の気持ちと裏腹に舞い上がりやすいからそうなってくるのだと思いますが、これをズバッと断れないようだと、しつこく言ってくる可能性が高いのです。

デート3回目で言ってきたとしたら次は1カ月以内にはもう一回言ってくるというようなスパンで迫ってくることが多いので、気持ちが追い付いていないうちは会うのも嫌になってくることが多いと思います。

相手は良かれと思って何回も言ってくるので、早めにあなたの意見を言って相手に自分の気持ちを理解してもらう方がいいと思います。

「重すぎる」と感じる行動が多々ある

一般的にも「色々と重そう」と感じてしまうこの「結婚前提」という言葉ですが、ある程度覚悟していたとしても度を過ぎた行動が見られ、困ってしまう事が多々あります。その中の1つが「すでに家族になりきっている」です。どういうことかというと、連絡デート料理家事全てを家族目線で指摘し始めるのです。中には「必ずこの時間には電話して」とか「ご飯はその作ったものしか食べない」といった自分ルールを押し付ける人もいます。

このような人達に対しても結婚というワードに魔法をかけられている人は、大人しく言う事を聞いてしまう傾向があります。しかしあなたが違和感を感じているのであれば、この交際を続けることが苦痛でしょうがなくなることでしょう。

そんな時は思い切って注意をしてみましょう。それでも相手が変わらなければ、別れることも含めて検討していったほうがいいと思います。

「この話は無かったことに」と言われる前に自分から言ってしまおう

別れ話

例えあなたが相手に合わせていて機嫌を損ねないようにしていたとしても、突如相手から「結婚の話は無かったことにしよう」と言われることがあります。しかも、よくある話なのです。

昔ならお見合いなどで、お互いが親の顔を立てて多少の事なら目をつぶる傾向にあったと思いますが、今は婚活が主流で、相手探しに親が関わってくることがないため、自分の主観で「この人はないな」と決め込んだら、すぐ行動に出てしまうのです。

もしそれが、あなたが我慢に我慢を重ねた先に相手から言われたとしたらどう思いますか。当たり前だと思いますが、滅茶苦茶腹が立ってくると思います。ですからそのようなことにならないためにも、付き合っていくうちに「合わないな」と思ったら、その都度言葉で伝えるか、早めにこちらから「別れ話」を持ち掛けましょう。結婚というプレッシャーを感じているとは思いますが、それに押しつぶされるより自分らしさを保つほうが今後あなたの人生の為になるのです。

「元の関係に戻ろう」という言葉にはリスクがあることを知ろう

特に女性は「結婚を前提に」という言葉に相手の真剣さを感じているので復縁を求められた時には「真面目に考えてくれてたんだな」と考えてしまいがちです。しかし先にも述べた通り、復縁する確率は互いのギャップがトラウマとなり低くなっています。

万が一元の関係に戻ったとしても、相手の態度が段々と元に戻ってくるので気をつけたほうがいいでしょう。なぜならあくまで最初から目的は結婚なので、復縁したとしてもそれがブレることは無いからです。ですから、以前感じた同じ苦労をまた味わうという事が多々あります。

さらには年齢というプレッシャーが拍車をかけてしまうので、前よりアピールが強くなってしまう人もいて、あなたにかかるストレスというのは更に大きくなってしまう可能性があります。もしあなたが、よりを戻してもいいと感じた時は、ある意味よほどの覚悟ができてないとオススメできません。

別れ話をできない、世間体を気にすることが時間の無駄になることを理解する

時間の無駄

彼氏ができたらまず、仲のいい友達や家族に伝えますよね。ましてやこの場合「結婚」という言葉を使って紹介していると思うので、あなたの周りの人は「とうとうこの時が来たか」と大いなる期待を抱いてしまっているのです。

しかし実際付き合ってみると、お互いの感覚のズレが大きいために嫌になるケースが多々出てきます。普通のカップルなら「別れよう」と思うはずなのですが、この場合は周囲の人たちに「結婚する」と言ってしまっているので、世間体を気にして、別れを告げれず我慢を重ねてしまうパターンが非常に多いのです。

でもそれじゃ、いずれあなたの我慢の限界がくるし、結局別れる時期が遅くなるだけで、結果として「無駄な時間」を過ごしかねません。人生婚期を逃したと喚く(わめく)より、婚期をたくさん作ったほうが有意義なことなのは間違いありませんから、「この人、合わないな」と思ったらなるべく早期に別れを告げた方が得策と言えるのです。

「無駄な時間」を過ごすという事はただ「歳を重ねるだけ」なのだけ。焦りを感じたほうがいいです。

人生時間は有限です。そしてあなたも私も一番若い時というは【今】なのです。なんて哲学的なことを言ってしまいましたが、それほどあなたには「無駄な時間」を過ごしてほしくないなと思っているわけです。何と言っても当サイトに来て頂いた方になるのですからね。

という事で結婚という言葉に縛られて「もうちょっと信じてみよう」とか「私の覚悟が足りないのかな」と思ってしまうのであればそれは見直さなきゃいけない感覚だと思うのです。そういう想いが強い人ほど、後々強い後悔が襲ってきますからね。

またあなたの今の歳というのは非常に大切なものになってきます。それを付き合っている人に奪われてはたまったものではありません。第一優先にするべきは「自分自身」であることを再確認し、気兼ねなく付き合っていきそうな人を探すのが一番いいはずですよ。

結婚前提という事を再確認したくなる態度の時がある

再確認

いくら結婚を考えた上で付き合っているとはいえ、付き合った瞬間から相手が「あれ?おかしいな」という行動をとってくることがあります。例えば「家庭の話をしない」とか「子供は欲しくない」とか話すことです。普通のカップルだったらそれでもいいかもしれませんが、結婚前提の付き合いであった場合はこれらの発言に疑問を抱くしかありません。

それらがあまりにもあなたの理想とかけ離れていたりしたら、フラストレーションが溜まるのは間違いないでしょう。そんな時は「聞き間違えであってほしい」という意味合いも込めてきちんと話し合うことをお勧めします。何もしないで相手のペースに合わせていたら、いつか我慢の限界に来てしまう事でしょう。

「私たちの付き合い方や将来についてきちんと話し合おう」と一言声をかけてみることです。それで話し合いにも参加してこなさそうだったら、早々に別れ話をしたほうがあなたの身のためになると思いますよ。

話し合いでは相手が不機嫌になりやすいが、それでもきちんと話をしたほうがいい

上記のように「家庭の話をしない」「子供はいらない」と話す人って、自分の考え第一主義の人が殆どです。他人の話を聞く耳を持たなかったりするので、強く反発をしたり、長々と反論をしたりすることが多いのです。「そんなんだったら相談したくない」と思う人がいるかもしれません。確かに普通だったらそう思うと思います。しかし、もしそれでも相手に対して好きという感情があるのであればきちんとあなたの想いを伝えるべきなのです。

「私は子供も欲しいし、結婚もしたい」と話すことが大事です。それを言うことで相手があなたに対する気持ちを再確認してくれます。付き合っている人があなたのことを好きなのであれば自分の考えを改めてくれるはずでしょう。もしそんなそぶりを見せなかったら潔く別れたほうがいいです。どちらにしろあなたには相手の気持ちを理解するという点でメリットしかありませんので、きちんと話し合いの場を設けてみることをお勧めします。

まとめ

結婚前提とした付き合いであっても基本的には、相手を見極める作業が必要だという事を理解することが大事です。それをしないと、違和感にただただ我慢を重ねて、ストレスを抱えるだけになってしまいます。

「この人いいな」と思えるような、あなたにぴったりの人って必ず現れます。

「結婚」という言葉に捕らわれて一人の人に固執しないようにすることがコツなのです。

あなたの将来が輝かしいものになると信じています。では今回はこの辺で。おしまい。

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