恋愛はつらいものです。
一見楽しそうにふるまっていても不安や、悲しさでいっぱいの時もあったり、何とも言えない虚無感に襲われることもあります。
楽しいことだけでないというのは、誰もが一度は経験することではないでしょうか。
今回の記事では、なぜ恋愛がつらいのかその理由をお伝えしていきます。
※更新日2020.12.21
片思いでつらい
恋愛の形はいくつかありますが、中でも片思いは「つらい」部類に入るでしょう。
想いを寄せているのに相手がそっけなかったり、遊んではくれるけど、付き合うまでにはいかなかったりする時はかなり心が苦しくなるはずです。
片思いというのは、始めはいろんなことを想像して楽しめるのですが、あまりに時がたつと「私のこと好きなの?」と不安が募ってきます。
その不安を相手に中々ぶつけることができないのが、片思いの一番つらいところでしょう。
なぜなら片思いというのは「相手に嫌われてしまわないように」と強く思う時期になるからです。
あなたの気持ちをぶつけてしまうことで、相手を嫌な気持ちには絶対したくないと思うので、つらさがどんどん増してしまうのです。
一度そうなってしまうと、相手の機嫌を損ねないように動いたりします。それが極度に行き過ぎると相手の100パーセントのイエスマンになってしまうこともあります。
また、実らない恋だと気づくときもかなりつらいです。
そう気づいていながらでも片思いを続ける人というのは、自分で自分を一生懸命納得させながら、好きな人のそばにいる傾向があります。筆者の周りの片思いの人もそうでした。
そうなってくると相手にとっては、会いたいときに会える都合がよい人と認識されることもしばしば。ますます実らない恋となっていき、時だけが過ぎていきます。
自分で自分で納得させていたのに、いきなり関係が切れ、自己洗脳が解けた時の反動というのは想像がつかないくらい、重いものになります。
多くの人が片思いがつらいと思う背景には、このような片思い特有の現実が常に付きまとうからだと言っていいと思います。
失恋したくない
人は誰しもが、「好きな人とは失恋したくない」と思っています。
でもどうしても、別れはいうのは訪れてしまいます。
自分の体を痛めつけてしまう人がいるくらい、多大な負荷がかかってしまう人もいるので、精神的負荷は相当なものと言っていいでしょう。
中には、精神安定剤や睡眠薬を服用する人もいるくらいです。
ふとした時に相手がそっけない素振りや、怒りをぶつけてきたり、あからさまに不機嫌になり口も聞いてくれないとなると、不安な気持ちが大きくなります。
失恋が怖すぎるという人は、楽しく話していている時でも心のどこかに不安を抱えているものです。
何回も「私のこと好き?」とか聞いてくる人は失恋への恐怖をいつも抱えています。
怖がっている態度が相手に伝わってしまうと、「楽しい話をしているのになんなんだよその態度は」と相手が嫌がる可能性も出てくるでしょう。
失恋は訪れる時は訪れます。
今ある幸せを失いたくないと思う気持ちが強ければ強いほど、悲しい思いをする傾向があるのです。
脈なしでつらい
一生懸命アプローチをしているのに、いつまでも振り向いてくれないというパターンがあります。
それは片思いの人だけだと思っていませんか?実は付き合っていても、相手にしてもらえないことがあるのです。
相手が別れようと思っている前なのか、相手が素を出してきたのかはわかりませんが、とにかくあなたに興味がなくなったかのような態度をしてくることがあります。
せっかく一緒にいるのに、そっけない態度をされたらイラっとするし、不安になります。
付き合い始めだけ、優しかったという人もいます。そうなると、付き合っている時間が長ければ長いほどつらさが増してきます。
そうなると本当に別な人が好きになったのか、もともとそっけない態度の人なのか分からなくなってきます。
どっちにしろ、心が痛むのは必須になります。
さらに恋愛は自分からアタックするタイプと、ひたすら相手からのアタックを待つタイプとに別れると思います。
脈がないと感じてつらい思いをするのは前者になります。
好きだという気持ちを分かってもらおうと、色々頑張っていたのに途中から、相手があなたのことを全く恋愛対象としてみてくれないと分かった瞬間、何とも言えないつらさになります。
しかも脈がないと分かっていても、「一緒に会おう」と言われたとき断れない人が多いです。
その人のことを忘れようとしていても、定期的に誘われるから忘れられないし、遊んだ後もむなしさだけが残るパターンになります。
こうなってしまったら、今後誰と付き合ったとしても「本命」になる人はできなくなるでしょう。
なぜなら、脈なしと思っている人が「本命」になってくるからです。
相手が脈なしと思った時から、つらさというのは大きくなっていく傾向にあるのです。
関係が冷める
二人の関係が冷めると、つらい気持ちになります。
その原因が、ほかの子と遊んだり、手をつないだり。ちょっとした喧嘩の延長線上であったりと様々です。
冷めた関係の多くは、なるべく早く対処しないと長引いてしまうことがあります。
なぜなら一度タイミングを失うと、謝る機会を失ったりして、関係が永遠に回復しないからです。
なので二人の関係が悪化したら、すぐさま対処をしていきましょう。
また、特に理由がないけど相手のことを好きじゃなくなったということもあります。
段々と、会う機会が減りラインのメッセも遅くなってきたという人は要注意です。
恋人のあなたに対する気持ちが薄れてきた証拠かもしれません。
あなたが好きなのに相手があなたの事を好きではないとなると、すれ違う瞬間が多くなり徐々につらくなるケースが出てきます。
関係が冷めてくると、一緒にいても寂しい気持ちになります。その事があなたをますます苦しめてしまうのです。
悩みが絶えない
恋愛をすると、悩みが絶えない事が多いです。
喧嘩やほかの女の影、急に冷たくなったとか、相手が無職で仕事がない、探そうとしないなど。多種多様な悩みが襲ってきます。
二人だけで解決できる悩みならいいですが、恋人の両親や友達と性格が合わないなど、第三者による悩みの場合は厄介です。
なぜなら会う機会も、話す機会も極端に少なくなってくるからです。
二人でいる楽しい時間とは裏腹に、常に悩みと向かい合わなくてはいけなのが「恋愛」だと言っていいでしょう。
他にも付き合ってくる人の態度が段々変わってくることもあります。
最初はデートをするたびに、服を変えてくれたり、髪型を変えてくれたりしたのに、慣れてきたことにより、髪はぼさぼさ、ジャージでくる。
このような変化が嫌になって、注意するけど直してくれない。この状態が繰り返されていくうちに本当に嫌気がさしてくることでしょう。
恋愛の悩みを自己完結するタイプの人も、ほかの人より悩む期間が長い場合が多いです。
悩みというのは、「忘れてしまう」事が一番の解決策になります。従って、友達と遊んだり、バカ騒ぎをしてしまう方が楽に早く悩みは消えていくのです。
自己完結タイプの人というのは、悩みを人に相談したりすることはしないので、長い間悩み続ける人が多いです。
特に相談されていないのに、いきなり別れを告げられた場合は、相手が「自己完結型」であると推測されます。
別れを言われた側からすると「なんだよ!急に」と思うかもしれませんが、相手はだいぶ前から悩んでいた可能性が高いのです。
長く付き合えば長く付き合うほど、悩みの数は多くなってきます。だから、それと向き合ってでも付き合いたいと思う人でなければ、つらさはただただ募っていくだけになるのです。
まとめ
【恋愛はなぜつらいのか】と疑問を持っていた人は、少しでも参考になりましたでしょうか。いろんな感情が恋愛につきまとい、それがつらさを感じる原因になります。なぜつらいのか理解しているかそうでないかで、立ち直る速さが影響してきます。いち早く恋愛でのつらさがなぜ起こるのか理解し、対処していけるようにしていきましょう。