角五郎(フェレット5歳)の尻尾がはげたので動物病院で診てもらった結果

角五郎
2021年5年一緒に過ごしたフェレットの角五郎の尻尾の毛が生えてこないという事件がありました。個人的には元気でしたし、そこまで深く気にしてはいなかったのですが、3か月以上経っても毛が生えてこないことに違和感を感じ動物病院に連れて行きました。

この記事に来た人はフェレット飼いの方で、我が子のことが心配で来てくれた人だと思います。今回書いていくのはあくまでわが家の角五郎のことにはなってきますが、私の経験から皆様にとってほしい行動を書いていきたいと思います。

とにかくあなたのかわいい子が少しでも長生きできるようこの記事が役に立てばと思います。

※更新日2021.09.09【手術をしました】を追加。目次から飛んでください。

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尻尾がはげ始めたのが3月

角五郎の尻尾
角五郎の尻尾がはげ始めたのは2021の3月でした。その時は「そろそろ換毛期かぁ」と軽く思っていました。フェレットが毛が抜けるのは時期的なものという認識があったので「いつも通り1か月後ぐらいには生えてくるだろう」と思っていたのです。

7月いつまでもたっても毛が生えない

そして月日は流れ4月、5月、6月と様子を見ていても全く毛が生える気配がありません。しかしそんな時でも私たっくさんはそれほど慌てていませんでした。

それは以下のサイトを見つけたからです。

換毛期 | 動物の病院 くすめ

こちらの動物病院さんの換毛期情報によると4-7月とあったので「1か月じゃなくて、3ヶ月ぐらいは様子を見たほうがいいのかな?」と勝手に思っていたのです。でも実際は換毛期が4-7月の間であるということであって、どこにも生え変わるまで3か月かかるとは書いていませんでした

これは完ぺきな私のミスです。

5歳ということもあり「生えるのが遅いのかも」と思った

まず角五郎はもう5歳。今まで1カ月程度で生え変わっていた尻尾が3カ月生え変わらなくても「歳だから仕方ないよね」と甘く見ていた部分があったのも事実です。これは非常に反省しています。

更にネットで色んな情報を得るのはよかったのですが、私たっくさんの解釈の違い等もあったのでこれもきちんとした情報整理を自身で行う必要があったのです。

病院に連れて行くと

角五郎
そして角五郎を連れていくために、早速行きつけの動物病院に電話し、予約しました。

昔は来た順でしたが、コロナ禍ということもなり完全予約制になったということです。

ちなみに私の家の近くにはフェレットに強い動物病院がないために、車でさらに高速で一時間かかるところに通っています

そこは本当にフェレットに強い病院で非常にお勧めです。動物病院のURLはこちら

早速角五郎のおなかを触り始める先生

そして病院でついてすぐ呼ばれた私は非常に緊張しながら先生の元に向かいました。

角五郎は元気でしたが、私は大病の可能性もあると思っていたので内心気が気じゃなかったのを覚えています。

副腎腫瘍だと思っていた

こちらの動物病院のサイトによると、尻尾がはげてきている原因としてフェレットの場合、副腎腫瘍が多くみられるとのことでした。

ですので完璧に腫瘍ができていると思っていたたっくさんは診察台で人一倍元気に暴れている角五郎を片目で見ながら、先生がおなかを触っているのを祈るように見ていたのです。

副腎は腫れていないとのこと

ものの1分ほど角五郎のおなかを触った先生が「うーん、副腎は腫れていないようだね」と言った瞬間。私の曇っていた心は一気に腫れました。

そして続いて先生は以下のように話したのです。

尻尾がはげている原因は加齢による血流量の低下です

先生に「今何歳ですか?」と聞かれ一瞬自分の年齢を言うところだった馬鹿なたっくさんでしたが「この子の年齢は5歳になります。」と伝えたところ「若いねぇ、4歳ぐらいの年齢に見えるよ」と言ってくれ思わず「ありがとうございます。」と言ってしまいました。そのあと先生は続けて「触ってみて副腎は腫れていないし、元気そうですし、尻尾に毛が無いのは加齢による血流量の低下でしょうね」と話してくださいました。

つまり人間の髪の毛と一緒で、毛に十分な血液量が行き渡ってないからはげてきたとのことです。

私は本当に良かったと心から思いました。そして今後の対策を先生から聞いてみました。

先生から教えていただいた尻尾のはげ対策

角五郎
今回先生が教えてくれた加齢による尻尾の脱毛対策を教えていただいたので、ここで皆さんに共有したいと思います。

対策その1 ホルモン療法

尻尾がはげるのは体内のホルモンバランスが崩れるため。そのためホルモンバランスを整える注射を打つといいとのこと。

ただ角五郎の場合は「元気だし、そこまでしなくてもいいと思います」とのことでした。

対策その2 週一のシャンプー

尻尾の毛根に皮脂などが溜まっていると毛が抜けやすいとのこと。「週1程度でいいからシャンプーしてあげるのもいいですね」と言われたので、今それを実践中です。

対策その3 マッサージ

尻尾の血流の流れをよくするために、マッサージをしてあげるとよいとのこと。

基本的なことですが、これらはしっかりやっていこうと思います。今は寝てる角五郎にそっと尻尾のマッサージをしてあげていますが、起きたら逃げてしまいます(笑)

反省点

角五郎
今回角五郎を病院に連れて行って感じたたっくさんの反省点をお伝えします。是非以下を読んでいただき、皆さんも私みたいな判断をしないようにしましょう。

様子見の期間が長かった

先ほども書きましたが、角五郎の尻尾がはげてきたのは3月です。通常ですと尻尾が生えてくるのが1か月程度ですので、遅くても5月の頭には病院に連れていくべきでした

今回は何もなかったので良かったですが、もし副腎腫瘍だったらと考えると今も恐ろしく感じ、角五郎に「ゴメンね」という気持ちになってしまいます。

自分の判断を優先しない

結論から言うとネットを見て角五郎の状態を自己判断し、最悪のケースを想定することから逃げていたのだと思います。そうすると自分の望む情報ばかりを追い求めてしまい、全然角五郎のためにならないと深く反省しました。

今後は絶対このようなことがないよう努めていきたいと思います。

肥満細胞腫になりました

肥満細胞腫
2021.08.24追記

最近角五郎と一緒に寝たいと思って抱っこしたら、たっくさんの手に血がついていました

「あれ?これ何?」と奥さんと話し、たっくさんの血だという結論には一度至りました。しかし、違和感があったので角五郎の体を調べてみると左前脚の肉球付近が黒くなっているではありませんか。急いで行きつけの病院に電話をすると、お盆休みでお休みとのこと。

ですのでいくつか別の動物病院に電話をしOKを下さったところで見てもらうことにしました。この時点ではたっくさんも奥さんも部屋にあった段ボールか何かで手を切ってしまったのだろうと思っていたので「止血して終わりだろう」と軽い気持ちでいたのです。

しかし診てもらった後にお医者さんから言われたのが「擦り傷とかじゃなくて、腫瘍か何かかも」とのことで「細胞を採取して、病理検査に出してみます」と続けて言われました。軽い気持ちで病院に行ったので、本当に気が動転してしまいました。

行きつけの病院に説明すると

そこでさっそく次の日に行きつけの病院に電話をし、先生のアドバイスをもらいました。そうしたら「写真を送ってください」とのことでしたので、送りました。

そうしたら先生から「手術しますので、一度お電話してください」とのこと。不安になりましたが、電話して話を聞いてみると「肥満細胞腫は完全切除で予後良好となることが多い」とのことでした。

救急で診てもらった病院では「腫瘍が肉球の近くにあるので、ちょっと切りづらいですね」と一言言われていたので、行きつけの先生の「手術できますよ」の一言は非常に心強かったです。

※家では家から車で一時間半近くかかるところに通院しています。フェレットに強いと評判の病院に通わせていただいています。

背中にも腫瘍みたいなものが

フェレットの出来物
このことがあってから、角五郎の体を隅々まで調べるようになりました。そこで見つけたのが写真の出来物です。そこで私たっくさんはすぐ先生にメールをしました。

そこで言われたのが「手術の日に確認、必要であれば一緒に切除します」「必ずしも肥満細胞腫とは限らないので」とのことでした。もうこうなったら先生に頼りきりで、お任せしたいと思います。では、また追って報告します。

手術をしました

フェレット 手術
手術の前日なんか、角五郎より飼い主の方が眠れないという珍事が起きましたが、何とか病院に到着。

そしてすぐ先生に角五郎を診てもらいました。

切除じゃなくて、レーザーでとることに

先生が角五郎の肥満細胞腫の状態を見たときに「小さいから、レーザーで大丈夫だね。心配しなくていいですよ。すぐ終わります。」との言葉が。正直たっくさん、この時は先生が神様に見えましたね。その一言をもらっただけで、前の晩からの不安が一気に吹き飛びました

フェレットは麻酔から覚めるのが早い

「手術は簡単なんだけど、患者が来ているから少しだけ時間をつぶしてもらえますか?」と言われた私は近くのイオンで時間をつぶすことに。そして預けてから1時間後ぐらいに電話が。「終わりましたので迎えに来てもらえますか?」の一言が。思ったより早い時間に終わったので、一緒に言った奥さんがご飯をまだ食べ終わっていなくて、それを伝えたところ「午後の2時に来てください」と言われました。きっと休憩時間との兼ね合いがあったのでしょう。

そして恐る恐る迎えに行くと、割と動き回っている角五郎の姿が。そして先生から「フェレットは麻酔から覚めるのが早いんですよ」と話されました。きっとこの小さい体にとっては麻酔も負担が大きいと思っていたたっくさんはその一言にさらに安堵したのでした。

その日の夜から元気に走り回って、妻と二人で「とにかく安心できた」「思い切って手術してよかった」と話しました。今度は経過報告していきますので、ぜひまたみてくださいね。

まとめ

とにかく「角五郎が副腎腫瘍かも」「病院に連れて行くのが遅すぎると言われたらどうしよう」と考えた時の恐怖感はやばかったです。そんなことより早く病院に連れて行ってきちんとした治療を受けることが最善だと本気で感じました。皆さんもたっくさんみたいに絶対にならないようにしてください。大切な家族を第一に考えた行動をして欲しいです。

私も心を入れ替えていきます。ではまた角五郎に何かあったら更新していきます。

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