夏祭りと言えば、心がウキウキしてきませんか。夏の風物詩であり、街中に提灯なんか見つけると楽しくなりますよね。
地域によって、祭りの内容が大きく変わりますので、有名なお祭りだと他県から多くの人が集まったりします。
人は、なぜ夏祭りを楽しみにし、ウキウキするのでしょうか。
この記事では、多くの人が「夏祭り」に惹かれる理由とさらに楽しむ方法を書いていきたいと思います。
祭りの歴史
祭りは昔の、祈り事が進化したものになります。
「無病の祈り事」「稲の収穫」「長寿」「安産」など多くの祈りや、それが叶った時の祝い事の発展した姿が現在の「祭り」になったと言われています。
また、その地域ごとに偉人の霊を鎮めるために行ってたものが祭りになったともいわれています。
ちなみに神輿(みこし)は、位の高い人や、高貴な職に就いている人を先導するために行われていました。
祭りは時代の変化とともに、最初に持っていた意味を維持するのが難しくなり、祭り=楽しい事という意味に変わっています。
普段日常で絶対やれないことをやる風習(はだか祭etc)も広まり、今、多くの人に認知されています。
ハメを外せる場所というのも、今の人たちにとって共通の認識の一つとなっているのだと思います。
夏祭りならではイベントが楽しい
祭りという雰囲気を味わうためには、イベントが欠かせません。
下記にいくつかオススメのイベントを紹介していきたいと思います。
射的が楽しい
射的は平安時代に懸賞をかけて行ったのが始まりと言われています。
江戸時代には今の祭りの文化が形作られ、多くの庶民は射的で楽しんでいたそうです。
射的は、狙ったものを当てて倒すと、商品がもらえたり、ゲームがもらえたりします。
狙ったものが落ちたときは、ものすごく嬉しくなりますし、周りにいた人も楽しくなります。
周りと喜びを共有できるのが射的の一番楽しいところになります。
射的のコツ
●コルク選びをしっかりしよう
射的を当てて景品をゲットするためぜひコツを覚えましょう。
まず、コルクです。コルクは鉄砲の先にぴったりはまるものを選びましょう
射的の鉄砲は空気を出す力で弾を出します。少しでも隙間があると、空気がその隙間から出てしまい、威力が弱まります。
渡されたコルクが微妙だったら、交換しましょう。
●当てる場所を見極めよう
景品によって変わりますが、基本的に面積、重量が少ないところを選びます。中心などを狙うと当たりやすいですが、重いのでなかなか倒れません。
軽いところを見極めて、当てるようにしましょう。(例えば人形だったら、手を狙うなど)
最終手段は、店員さんに聞くことです。店員さんが一番当てるべきところを知っています。ちなみに筆者はたまに聞いています。「あと2,3買いだめだったら教えてあげるよ」と言われたこともあります(笑)
いっぱい倒して周りにかっこいいところを見せてあげましょう。
金魚すくいが楽しい
金魚すくいは誰でも一回は経験した事があるのではないでしょうか。ポイ(金魚をすくうためのもの)とお椀で水槽で泳いでいる金魚をすくいます。
筆者も子供のころ金魚を捕まえ、家で育てていました。金魚をすくう姿が夏祭りを象徴していますよね。
地方によって、金魚ではなくフナやミドリガメなどを使っているところもあります。
実はポイには号という単位でいくつか種類があります。数字が低いほど、厚紙の熱さが大きくなり、破れにくくなります。
金魚をとるコツ
●頭からすくう事
魚は尾びれの力が強いです。なので、ポイに体の全てを入れてしまうと尾びれを動かされてしまい、厚紙が破れることがあります。
すくうときは頭からすくい、尾びれはポイから出るようにしてください。
●水面にいる金魚を狙う
水の深いところにいる魚は狙わないようにしましょう。浅いところで立ち止まっている金魚を狙うのが一番いいでしょう。
厚紙は水にぬれれば濡れるほど、破れやすくなりますからね。
なるべく水面にいる魚を一瞬で捕まえられるよう意識していきましょう。
スーパーボールすくいが楽しい
スーパーボールすくいは歴史上、いつどこで発祥したのかは定かではありません。
スーパーボールは、1964年にアメリカで作られたものになります。なので、スーパーボールすくいは、それ以降に始まった新しい文化と言えます。
金魚すくいと同様ポイを使います。
●スーパーボールすくいのコツ
スーパーボールは早い流れで流れている場合があるので、水に入れすぎるとすぐ破れてしまいます。
なるべく、ポイを斜めにしてから救うようにしましょう。厚紙が貼ってある方の逆向きで使うと、強度が増すのでぜひ試してみてください。
いっぱいとれるようになると、祭りで好きな人や子供を楽しませることが出来るので頑張ってみてください。
輪投げが楽しい
輪投げは古くは古代ギリシャ時代からある伝統的なスポーツです。
日本に来たのは明治時代になります。日本に来たときは、スポーツというより遊びとして伝わっていたそうです。
お祭りにある輪投げは入れた数によって、違う景品がもらえるというパターンと、景品がすでに置いてあって、欲しい景品に輪が入ったらその景品がもらえるパターンとがあります。
狙った商品がゲットできた時は、すごく嬉しくなりますよね。ぜひ、練習を重ねてから挑んでみてくださいね(笑)
●輪投げのコツ
まず自分の利き足を前に出します。体の中心線にわっかを置き、狙ったところにめがけて投げます。その際、気持ち少し斜め上に投げるといいでしょう。
回転をかけるとまがってしまうので、輪をそのまま押し出すイメージで投げましょう。
輪投げが入るとすごくかっこいいので、事前に練習するのもありだと思います。
あみだくじゲームが楽しい
あみだくじゲームは古くは室町時代からのある伝統的な遊びの一つです。
あみだくじは、無造作に繋がれた紐の中から一つを選び、その先に繋がってある景品をとれるというものです。もちろん外れもあります。
あみだくじの景品には、数万円するものも結構あり、それ目当てで何回もやってしまう人もいます。
ちなみに筆者もその一人になります。しかし、YOUTUBEでも見ましたが、当たりの無さそうなあみだくじ屋もありそうなのでちゃんと下調べをしたほうがよさそうです。
あみだくじにはコツはありません。自分の運一つで臨む必要があります。あみだくじの前に、おみくじを引いて、今日の運を確認してからやるのもありだと思いますよ。
屋台にはおいしい食べ物ものがいっぱい
屋台が多く並んでだけで、ウキウキしてくるのは私だけではないはず!
美味しい食べ物を下で紹介していきますんで、お腹が空いていない人のみ見ていってください(笑)
焼き鳥がおいしい
みんなが大好き焼き鳥の紹介です。
夏祭りの屋台の代表とも言っていいでしょう。店によって大きさ、値段など様々ですが、大体は5~10本で500円前後で売られています。
目の前で焼かれると、その香ばしい匂いに誘われて自然に足が向いてしまいます。
最近は、焼き鳥の屋台と言っても、そのほかに豚バラ串、牛串など鳥肉以外も扱っている店が多くなっています。
おいしい焼き鳥を見分けるコツ
●匂いでチェックしよう
新鮮な肉を使っている焼き鳥は、あっさりめの肉汁がでて生臭さがないです。賞味期限が切れているようなお肉を使っている場合は、焼いたとはいえ、生臭さが残ります。
タレで頼んでしまうと、匂いが分からないので塩で頼んで確認するといいでしょう。
たこ焼きがおいしい
一度でおなかを満たしたいなら、このたこ焼きがベストでしょう。食べたときに中身がとろけて広がり、タコの歯ごたえがさらにうまさを引き立ててくれています。
たこ焼きが屋台に出ると夏祭りの時期になったんだなーとウキウキしてしまいますよね。
1パック6個前後で売られており、値段は500円前後になります。
たこ焼きはその地域やお店によって、硬さが違かったりします。中がとろけるものとそうでないものとに分かれます。
たこ焼きで有名な大阪ミナミではかなりフワフワしたたこ焼きが売られており、大変おいしいです。
中がシュークリームみたいに柔らかいので、食べたことない人は一度食べることをお勧めします。
焼きそばがおいしい
皆さんも一度は夏祭りに行った際食べたことがあるのではないでしょうか?その香ばしい匂いと、ソースの匂いが歩いてる足を止めてしまうでしょう。
焼いたキャベツとお肉が、口の中で麺と混ざり合いその独特の匂いが食欲を刺激します。
1パック大体500円ぐらいします。屋台によって、はみ出そうなくらい盛ってくれるところと、そうでないところに分かれます。
筆者は間違いなく大盛のところを選びます。なぜならいっぱい食べたいから(笑)
焼きそば自体はそこまで味の差がない印象があります。材料がそこまで変化しないからです。
味もソースがメインなので匂いも大体一緒です。しいて言うなら、使っている肉が良い肉か安い肉かが決め手になってきます。
盛り付け方が店によって均等になっていない場合があるので、気をつけてチェックしてみるといいと思います。
地域独特の祭りが楽しい
祭りといっても地域によって違います。質が違うといったほうがいいかもしれません。
下記にいくつか有名なお祭りを紹介していきますので、是非チェックしてみてください。
生根神社(大阪)の夏祭り・だいがく祭
生根神社(大阪)の夏祭り、だいがく祭は7月に行われる夏の祭りです。生根神社の隣は公園があります。多くの屋台があり多くの人を賑わせています。
20メートル近い櫓(やぐら)と呼ばれるものがあります。多くの提灯がぶら下がり、てっぺんに巨大なとんがり帽子のようなものが付いています。
これが、だいがく祭の目玉になります。
下には、船の形をした台があり、そこに人が乗って祭りを盛り上げます。
秋田の竿灯に似ています。一説によると、大阪のだいがく祭が秋田の竿灯祭りの起源とされています。
大潮祭 (神栖市)ー茨木の夏祭りー
漁業の町として非常に栄えている街です。お祭りは、その年の豊漁を願う意味でやられています。
一番の特徴は、「暴れ神輿」になるでしょう。神輿の周りに、多くの人が群がり、神輿の後をついていきます。
神輿の動きは激しく、ちょっと注意を怠ると怪我をしてしまうので気をつけるようにしてください。
神輿は道路も通り多くの人を楽しませてくれます。パトカーも先導し、まさに市が一丸となって祭りを盛り上げます。
まとめ
屋台が好き、雰囲気が好き、祭りの熱気が好きなどたくさん理由があります。
この記事では祭りをさらに楽しめるよう、それぞれの遊び方や、屋台の選び方などを紹介してきました。祭り自体が毎年楽しめるものですが、少しの知識を持つことで、さらに楽しめます。
あなたの夏祭りがさらに楽しいものとなるように願っています。