嫉妬の意味と言えば、好きな人と他の異性が話していて、悔しいなどのネガティブなイメージがあると思います。しかしそれをプラスにとらえることであなたの成長に深く繋がってくると私は考えています。
今からなぜ私がそう思うのかをお伝えします。
この記事を読んでから、あなたが嫉妬したときに、嫉妬すること自体があなた自身の成長に繋がってくるんだとポジティブな思考ができるようになると思います。
※更新日2020.08.22
そもそも、嫉妬の意味とは
嫉妬の意味を調べてみると、ヤキモチ、妬みなどの意味がありました。好きな異性と、自分の知り合いや友達が仲良さそうに話すことによって生まれる恨みという意味もあります。
今調べただけでも、ネガティブなイメージが強いことがわかると思います。
ではどうやって、嫉妬を前向きにとらえられるのか
ではこのようなマイナスなイメージのある『嫉妬』という言葉をどのようにすれば、前向きになれるのかをお伝えしていきます。
外見を磨くチャンスだと思う
好きな人が、自分の知り合いと話しているとなんか悔しくなってきませんか?私はちなみに悔しくなります。「なんであいつなんだ?」「かっこいいからなの?」と自分に何度も問いかけてしまいます。さらに、そういう時に限って好きな人と楽しそうに話しているのが、やはりかっこいい、かわいい子だったりするのです。思わず「はいはい来たよー」みたいな声を出しちゃいそうになります。そんな時私はいつも「外見を今より磨いてやる」と考えるようにしています。
恋愛は外見だけではないとは思いますが、イメチェンをすることは相手への印象を変えるのに抜群の効果がありますので、外見を磨こうと思うのです。服を相手好みに変えたり、体重を落としたり、髪を染めたりします。特に髪を染めると、相手への印象を大きく変えることができます。さらに効果を上げるために、ダイエットで理想の体重に近づいてから髪を染めるようにしています。もし、髪を染めてインパクトを強めても太ったままだと効果が半減してしまいますからね。そこだけは気を付けているところになります。
このイメチェンを成功させるためには、相当な根性みたいなものが必要になってきます。それを、嫉妬心から生んでください。例えば「あんな奴と喋るくらいなら、俺と喋った方が楽しくできる」とか「絶対私の方が綺麗になって振り向いてもらうんだから」という気持ちです。
ぜひ、このような気持ちであなたを前向きに綺麗に、かっこよく変化させるきっかけにしていきましょう。
欲しいという気持ちから努力する
自分が喉から手が出るほど欲しいものを相手が持っている時、それを欲しくなる気持ちと嫉妬心が生まれてくることってありませんか?
例えばヴィトンの財布が欲しいと思うとします。何とかお金を溜めようと決心した翌日友達が持っていた、さらに「昨日親に誕生日プレゼントで買ってもらったんだ」と言われれば、嫉妬と怒りが込上げてくることでしょう。
その場合、気持ちを抑えて我慢したり、「自慢するなよ」というオーラ・態度が思わず出たりします。
嫌気がさして、財布を購入することを諦めてしまう人も多いことでしょう。
しかしそれではフラストレーションが溜まる一方で、気持ちが前向きになることは少ないと思います。
そんな時私は絶対同じものか、それ以上のものを買ってやるという気持ちになるのです。
そのためには何をしてお金を作るかを考えます。節約術の本も読むし、副業で稼ぐための知識もつけようと努力します。
そういう気持ちで結果を出し、欲しいものを手に入れるまで努力する。そうすることで自分自身を成長させることが可能です。
無事欲しいものを手に入れた時には、あなたはきっとお金を稼ぐこと、それ以外の色々な知識を手に入れていることでしょう。
その知識こそが、嫉妬から生まれたものになるのです。
ライバルに負けた時の気持ちを忘れない
あなたにとってライバルと呼べる存在はいるでしょうか?
私も仕事場でライバルがいます。彼はいつも自分より成績が良く、いつも優秀な人です。いつも彼に対しては劣等感を感じています。
しかしそのままだとライバルへの嫉妬心だけが残り、きっと私は成長できないと思いました。
そこで私は毎日少しずつ睡眠時間を削りながら努力をしました。勉強もしました。仕事場では誰よりも働きました。
私はマッサージの仕事(按摩・マッサージ・指圧師の免許持ち)などをしていたのですが、いつからかライバルの人より多くの予約をとれるようになりました。
もしライバルのことを妬むばかりで、何にも努力しないでいたらこの結果はあり得えません。きっとお客さんも離れていったんだと思います。
今となっては私は嫉妬の力から自分を成長させることができたのだと思っています。
あなたも、ライバルがいて何かで負けた場合、妬みの感情は一切捨てライバルがいることに喜びを感じ、ライバルを抜いていくことを考えるようにしてください。
仕事でも勉強でもライバルに負けたくないと努力することで、あなたはきっと何倍にも成長できることと思います。
ライバルに負けたと思った時こそチャンスです。ぜひあなたの嫉妬心を自身の成長の糧にしてください。
挫折がない人はいないと理解する
どんなに優秀で、ミスのない人間だと思っている人でも挫折を経験したことがない人っていないと思います。
私も完璧だと思っている人と食事をしたときに「昔、大失敗をしたんだ」という話を聞いて驚きました。
成功されている方たちのセミナーにも何度か足を運びましたが、みな口をそろえて「大失敗したときの話」をされます。
この経験から私は、どんなに優秀な人でも「挫折」はあるのだなと思いました。
優秀な人というのは周りから嫉妬されやすいと思います。
しかし、「私とは違う人間だから」とか「天才だから」と思って見てしまうとあなた自身がその人を超えようと努力するきっかけが失われると思います。
どの人間も一度や二度挫折をしているんだ、努力で乗り越えてきたんだと思うことで、あなたの嫉妬の心は、尊敬へと変わっていきます。
それがあなたが努力するきっかけになるのです。どんなに凄い人・嫉妬する人にも挫折があるんだと理解することが、あなた自身を成長させるのです。
テストの点数での嫉妬をバネにしよう
テストの点数での嫉妬エピソードがあります。
私の学校の同じクラスに顔もイケメン、勉強もできて女の子にモテモテの人がいました。
私がその人に歯向かえるとしたら、テストだけでした。しかし、テストの点数はいつも負けていました。
私は悔しくて嫉妬まみれでした。しかしある時「もっと勉強してテストの点数を勝ちたい」と思うようになり、すごく勉強をしたのを覚えています。
そしてその甲斐があってテストの点数を超えることができたのです。
それでも、たいしてモテなかったですけど(笑)
しかし、勉強ができたことで自分にかなりプラスになり親からも褒められ、いい気分になれたのを覚えています。
テストの点数を負けた時「もう適わない、羨ましい」と思うだけではあなたの成長はありません。嫉妬心から「テストの点数で負けたくない」という気持ちを作り行動することが大切なのです。
嫉妬は弱点を見つける絶好の機会である
嫉妬というものはあなたの弱点を探すためにはもってこいの感情であると考えています。
どういうことかというと、嫉妬をするということは「自分にはないもの」を見つける機会になるからです。
自分にないものは何?とすぐ思いつかない人は今まで嫉妬してきた事柄を思い出すのが良いと思います。
あなたが嫉妬心を感じ自分を変えようと行動をするとき、あなたはまず間違いなく壁にぶつかるでしょう。
そうその壁こそが、あなたの弱点を乗り越えるために絶対に必要になってくるのです。
同じルーティンの生活をしているだけでは見つからない弱点を見つけれるだけでも物凄い利点があるとは思いませんか?
弱点を見つけたのなら、それを克服するため一歩ずつ努力する。それを続けることであなたの成長が始まるのです。
敵わない恋があることを知れる
あなたの好きな人が、ほかの人と遊んでいるのを見かけた時、悔しい気持ち・嫉妬が生まれることは先ほどお伝えしましたが、世の中にはどんなにあなたが努力しても「敵わない恋がある」事を把握しておきましょう。
相手が他の異性と本当に楽しそうに話していたり、手をつないでいた場合、付け入るスキがないと感じるはずです。
いくらあなたが努力をしても、振り向いてくれそうにない・・・。すごく悲しいことですがそういう場合もあります。
そんな時は「敵わない恋」があるということを学びましょう。
このこと自体はあなたは決して悪くはありません。タイミングや運などそういう類のどうしようもない部分が作用しているだけです。
私はこの場合は、友達と馬鹿話をし思いっきり遊ぶことでその人のことを忘れます。そして次の恋へと向かいます。
あなたも「敵わぬ恋」だと感じた時は「次の恋」へ一歩足を踏み入れる努力をしてみましょう。
嫉妬心から次来る恋に向け自信を磨く努力をし成長をしていくことが、終わった恋心をいつまでも引きずるより何倍もマシと言えます。
あなたの更なる幸せは「諦める勇気」から生まれることもあるのです。
嫉妬は技術を盗むことに役立つ
嫉妬をするということは、悔しいという気持ちも含むものだと思います。
ですから嫉妬というのは、困難を乗り越える気持ちになると言えると思います。
人を動かす原動力の一つがその「悔しさ」になりますからね。
「悔しさをバネに成長する」という言葉がありますが、まさしくその気持ちが重要で、絶対に成功させてやるという気持ちが出るきっかけになります。
よく自分を成長させるためには、人の動きを盗むという方法が手っ取り早いという人がいます。筆者自身もそう思いますし、共感してくれる方は多いと思います。
ですから、悔しさというのは人の動きをよく見る始まり・真似る理由として成り立つのです。
先ほども述べましたが人の動きを真似することは、自分の技術、知識を高める最善の方法と言えるでしょう。
仕事などで何をしていいのかわからないとき、まず人の動きを盗むだけでも動きが様になってくると思います。
しかし人の動きを盗むということは、意外と労力と集中力が必要になってくるので、やる気がないとできない事になってきます。
そのやる気を出すため、持続させてくためにも、嫉妬をする・悔しさをバネにするという気持ちは非常に重要になってくるのです。
嫉妬とは競争力を増してくれるもの
人に嫉妬を抱くという事は、競争力が増すことに繋がることを覚えておいて損はありません。
嫉妬相手にその気がなくても、あなたが一方的にライバル心を燃やすだけでいいのです。
そのことで、相手よりいい成績を残そうとしたり、相手の上を行こうと思う気持ちが生まれ、それがあなたの行動に現れるのです。
嫉妬はマイナスなイメージだけではありません。あなたのあらゆる意欲を増やす薬になる可能性があるのです。
気持ちの整理に役立つ
嫉妬は気持ちの見直し・整理に役立ちます。
例えば恋愛の最中に付き合っている人に対して嫉妬をしてしまうと今まで考えなかった、相手への気持ちを確認することができます。
仕事場で失敗ばかりしていて、なんでも器用にこなせる人に対して嫉妬を抱いてしまった時、あなたは「仕事をできるようになりたい」と強く思っていることを確認できると思います。
このように嫉妬を抱くということは、あなたが目指しているもの、大切にしているものの再確認と、気持ちの整理ができるのです。
この認識を持っていれば、嫉妬をするということに少しは前向きにとらえることができてくるのかなと思います。
嫉妬相手をよく知ることができる
嫉妬相手は自分より何が優れているのか?彼女、彼氏となんで仲良くしているのか?
このように相手のことをよく知ろうとするきっかけが生まれます。
それにより自然に自分になくて相手にあるものを見極めることができ、自分を見つめなおすことにも繋がります。
段々と嫉妬する相手を観察するようになる人も多いです。
相手を知り自分を見つめなおすことで、より自分が成長させたい部分がはっきりとし、改善が期待されます。
そう!嫉妬とはこのように、あなたを成長させることのできる起爆剤になりえるのです。
恐怖心を克服するチャンス
今まで仲の良かった好きな人が他の異性と楽しく話していたら、「私の傍から消えてしまうかもしれない」と恐怖心を抱くこともあるかと思います。
しかし、恐怖心を拭うチャンスもあることも忘れてはいけません。
そのためにまずは相手のことを喜ばせてあげたり、興味を持ってくれるように努力をしましょう。
こうすれば、彼女・彼氏が振り向いてくれた、好きなものを調べてプレゼントしたら相手と昔のように仲が良くなったなど、あなたに対する評価がグッと変わってくることもあります。
恐怖心から生まれる、相手が喜ぶことをしようという気持ちがこのような行動を生み、あなたの恐怖心を拭い去っていくのです。
話し合いをする事で相手の気持ちを探れる
嫉妬心が強くなると、気になって気になって夜も寝れなくなることがあると思います。
そんな時は話し合いをすることによって相手の気持ちを今一度確認することができます。
付き合っている人が、異性と歩いていたのはなんでなのか?相手に思い切って聞いてしまうことで、自分の気持ちをスッキリさせることも重要だと思うのです。
あなたが嫉妬を感じていることを相手は知っているのか?知っているうえで異性と一緒にいるのか?
もしくは本当にただの友達で、偶然会っただけなのか?ここの気になるところ全部聞いてしまうことで、相手の本当の気持ちを確認してしまうのもありでしょう。
相手があなたへの気持ちが全くないと分かった場合、つらいですが新しい恋愛への第一歩を踏み出せますし、相手が「それ勘違いだよ(笑)」と笑って話しくれたら、あなたは安心しますよね。
話し合いをすることで相手の気持ちを確認し、あなたの気持ちを整えることができるの所が話し合いの利点になるのです。
学ぶ姿勢ができる
嫉妬から自分の足りない部分を知ることで、学ぶ姿勢が生まれてきます。
例えば相手が英語を話せて、「お前は英語喋れないの?」と聞かれたとします。その時に頭にきたあなたは、英会話スクールに通うなどして相手を追い越そうという気持ちがでできてもおかしくないですよね?
このように、嫉妬からいろんなものを素直に「学ぶ姿勢」というのが生まれてくると思うのです。
そのことで、学んだことへの興味が出て、趣味に変化することもあるだろうし、はまってしまうこともあると思います。
将来もしかして、それが仕事になるかもしれませんよね。このように学ぶ姿勢ができることはあなたに大きなメリットを生むきっかけになりえるのです。
嫉妬される人間を目指そう
嫉妬ばかりしている人は、考えの転換をして「嫉妬される人間」になろうと考えてみましょう。
相手が美しいことに嫉妬をしたのであれば、自分がメイクなどを勉強して美しくなり周りから嫉妬されるくらいになりましょう。
相手の勉学ができることに嫉妬をしたのであれば、自分がもっと勉強して相手よりいい成績になって周りから嫉妬されるようになりましょう。
このように優れた人を見て、悔しい思いをしたのであればその悔しい気持ちを「相手にもさせてやろう」と思うことであなたを急激に成長させてくれるはずです。
ただし同じ嫉妬でも、恋愛で友達に恋人を奪われたなどあなたが「嫌な気分」になったことは話が違ってきます。
決して、周りに同じような感情をさせるようなことをしないようにしましょう。
それはきっと、気持ちのいいものではないはずですから。
相手に嫉妬されるようになると、ちょっとした優越感も生まれてくると思います。ぜひ、己を磨く意味でも相手から嫉妬されるような人間を目指してください。
ストレスを感じることが少なくなってくる
今まで書いてきたように、嫉妬を前向きにとらえることができるようになると、嫉妬をすることによるストレスが極端に減ってきます。
どういうことかというと、私もそうなのですが嫉妬で感じたストレスをバネに自分を成長させようと考えることで、だんだん嫉妬をすること自体が凄くプラスになると思えるようになってきて、イライラを感じなくなってきたんです。
ですから私は、今となっては嫉妬によるストレスは一瞬であとは「自分がどう変わっていくか」のみを考えてく感じになっています。
もしあなたも私のように、嫉妬をプラスにとられられるようになればきっと嫉妬によるストレスが減ってくると思います。
ぜひ、これからは嫉妬というのは自分を成長させる糧になっているんだと思うようにしてくださいね。
完敗もあることを知る
嫉妬をし、相手を知れば知るほど「この人は追い越せない」と思う時ってありませんか?もうここまで思うようになったのなら一度「完敗」を認めましょう。
完敗を認めると、相手を尊敬する気持ちや、別な分野へ挑戦する気持ちが生まれてくると思います。
例えば、相手が計算が早いとします。あなたはどうやっても相手より早く計算することができません。
そんな時はほかの分野、料理とか、記憶力とか、相手が持っていない能力を高めていきましょう。
その分野では勝てなかったけど、ほかの分野では勝てたとなったら、あなたは一定の満足感が得られると思います。
相手に対して完敗だと思ったのなら、別な分野でその人を抜いてやる気持ちをもって自分を成長させていってください。
嫉妬心があなたをなりたい自分へ変身させる
相手があなたの理想の状態で過ごしている場合、嫉妬を抱くことってありませんか?
例えば30歳まで結婚したいと思っていた人が、30歳までに結婚できなかった場合、年下で結婚している人に対して嫉妬したり、あなたが漫画家を目指していて、あなたの周りの人が先に漫画家デビューをしてしまった場合、あなたはきっとその人を羨ましいと思うと思います。
そのような感情を抱いたらもう一度夢に挑戦してみてはいかがでしょうか?
芸能人でも、遅咲きの俳優さんや、お笑い芸人さんなどがいます。一度夢をあきらめた時、その思いをもう一度奮い立させてくる要因の一つがこの「嫉妬」なのです。
嫉妬を感じたら、あなたの夢・なりたかったものへの再挑戦をしてみるのも本当にかっこよいと思います。
遅咲きの花をぜひ嫉妬心から咲かせてください。
嫉妬した相手の隠れた努力を知ることができる
嫉妬した相手を知り、その人を越そうと思うときあなたはきっと、相手の凄さを知ることになるでしょう。
化粧一つとっても、相手のテクニックの凄さや知識の深さに気づくことでしょう。
モテる人に嫉妬していたら、そのモテる人のテクニックや知識の多さにびっくりするかもしれません。
嫉妬される人というのは、隠れた努力をしている人が多いです。
みな何もしないで、綺麗だったりモテるわけではないということを相手のことを知れば知るほどわかってくると思います。
その努力を知ることで、相手を尊敬する事に繋がると思いますし、自分の努力の少なさを知ることになると思います。
相手を凄い、ちゃんと努力しているんだと気づけただけでも、あなたの意識変化が起こり、あなたが成長する糧になりえます。
才能も必要かもしれませんが、やはり何事も「努力」をしなくては成長はできません。
ですから、嫉妬した人の「隠れた努力」を知ることは非常に重要な事なのです。
嫉妬により、欲望を知れる機会が生まれる
私は嫉妬が生まれるということは、あなたの元々持っている「欲望」を知ることが可能となってくると考えています。
あなたの持っている欲望を知るチャンスって意外と少ないと思いませんか?
欲望というのは日々の生活の中で、理性によって抑えられているものです。気持ちを抑える生活を長くしていると、意外と自分の欲望を忘れてしまうと思うんです。
それがあなたが嫉妬を抱いたとき、あなたの中で眠っていた欲望が勝手に自発して表に現れます。
彼氏があなたと違う女性と歩いていた時、本当に悔しい、憎たらしいと思う気持ちが生まれてしまうと思います。
普段悔しいとか、憎たらしいという感情はそうそう生まれ無いでしょう。これらは、嫉妬を感じて出てくるあなたの本性、本能的な部分と言えます。
もし彼氏と平和なまま過ごしていたら、あなた自身の本性に気づかないかもしれません。
嫉妬はいい意味であなたの欲望や本性を知るいい機会なのです。
その時、あなたの欲望や本性が嫌いなのであれば直すことができます。あなたがあなた自身の本性を知らなければ直す方法もありません。ですからあなたの奥にある部分を知ることってすごく大事なことになってくるのです。
ぜひ嫉妬を抱いたときに出てくる感情を覚えておき、それを直したいような考えが出てきたら、時間をかけて直していく事をお勧めします。
嫉妬により、前より仲が良くなることもある
嫉妬から相手に思いをぶつけることで前より仲が良くなることがあります。
恋人へのあなたの気持ちを全てぶつけることは、相手を重い気持ちにさせたりするリスクはありますが、逆に相手との距離を縮めることにも繋がります。
例えばあなたが「好き好きでしょうがないのに、どうしていつも○○さんと一緒にいるの?」と言ったとします。そうすると相手はあなたの気持ちに素直に嬉しくなり、あなたのことを前より大切に思うようになります。
このように嫉妬から、あなたの思いをすべて相手にぶつけることにより前より仲が良くなったという例は存在するのです。
もしあなたにモヤモヤした気持ちを持っているのなら、一度あなたの思いをぶつけてみましょう。その気持ちが二人をさらに前に進めてくれることもあるのです。
教えてもらいたい気持ちこそがあなたを成長させる
尊敬できる、あなたより何倍も優秀だと思っている人。そういう人への嫉妬は出て当たり前です。
しかし考え方を変えると嫉妬しているとはいえ、そういう人があなたの近くにいることに感謝をするべきなのです。
近くにいるということは、話を聞くことも相談することも出来ます。あなたが一人で悩んでいるより、能力のある人に普段どのような取り組みをしているのか聞いた方が早かったりします。
ですから、あなたの身近にいる「優秀すぎて、嫉妬する人」に対しては、どうしてそんなことができるのか直接聞いた方が良いと思います。
よく成功者から話を聞いた方が早いと言われます。あなたの求めている成功者は意外と近くにいるはずです。
ぜひ一度でいいので、あなたの近くの成功者から話を聞いてみてください。きっとあなたに役立つ情報をゲットできると思いますよ。
気づいていない潜在意識を知ることができる
嫉妬心から生まれる感情が、あなたにとって意外だったということはないでしょうか?
私の傍には、ほぼずっと学年一位の成績で優秀な人がいました。私はその人に嫉妬していました。
私は歴史が苦手で、まずもって興味もない状態でした。しかし、学年成績一位の人が歴史について楽しそうに(特に戦国時代)話しているのを見て、歴史の勉強ができもしないのに「面白い」と思ったのを覚えています。
興味がない分野でも、嫉妬している人の話を聞くことで、興味を持つことに繋がったのです。
相手の優れている部分に嫉妬を感じていると、その人に対して対抗意識を燃やします。その対抗意識から相手の話をよく聞くようになり、更にあなたの持っている今まで眠っていた潜在意識を引き出すことができるのです。
「俺って歴史が好きだったんだ」と思えたのは、間違いなく嫉妬相手が歴史について楽しそうに話しているのを見てからです。
このように嫉妬によって、あなたの眠っている力を呼び覚ます事もあるのです。
冷静さを取り戻すことができる
嫉妬する気持ちが高まれば高まるほど一度は頭の中がグチャグチャニなったりテンパったりします。
しかしそれは一時的なもので、必ず反動で冷静になれる時が生まれます。
その冷静になった時が相手のことを注意深く見れるチャンスです。相手があなたのことを本当に好きなのか?相手がなぜそんなに優秀なのか?
冷静にそして注意深く相手を見ることができるのです。
私も一度好きだった彼女が他の男性と一緒に歩いているのを発見したとき、かなり嫉妬しました。発見してすぐは冷静に物事を考えることができず、自暴自棄になっていました。
しかし、その時期が過ぎると逆に頭がスーッとしてきて、今ある現状を冷静に、客観的に観れるようになりました。そして彼女の行動をよく見るようにして、「あ、これはたまたま一緒にいたんだ」と判断できるようになり、その後彼女とますます仲が良くなったのを覚えています。
頭に血が上ったりテンパったりしている状態では上手くいくものもうまくいきません。必ず冷静に物事を見る必要が出てくると思います。
冷静に物事を判断するチャンスが嫉妬心の中から生まれることもあるのです。
嫉妬の経験を重ねることでアドバイスができるようになる
嫉妬の経験を重ねることで、それを乗り越えようと努力をしますよね?その時に得た経験は非常に大切なモノとなります。
私自身も年を重ね、いろんな嫉妬が生まれてはそれを乗り越えてきました。
今10代とか20代の人が嫉妬で悩んでいたら、相談に乗りたい気持ちが出てくるぐらいです。
そのくらい同じような悩みを持つのが嫉妬の特徴なのです。
そう嫉妬というのは、大体同じ理由で起こるので何回か嫉妬をした人というのはその乗り越え方をアドバイスができることが多くなってくるのです。
相談に乗ることで、相手の心がスッキリしたり、悩みが減るのは凄く嬉しいことですよね。
ぜひあなたの嫉妬での経験を生かして、ベストなアドバイスをしてあげてくださいね。
思いやりの意味を学ぶー見返りを求めていると勘違いされない6つのことー
誤認識が少なくなる
嫉妬とは固定概念が強いことから生まれるものです。
例えば、付き合っている人と異性が一緒にいるだけで「もしかして付き合っている?」と思いこんだりします。
実はこのように思い込み・固定概念が強いことによってありもしない事実を誤認識してしまうことがあるのです。
これは私の周りでは結構あるあるで実際にろくに調べもしないで「絶対あの二人できてるわ」と思い込みをした人から相談を受けたことが何回もあります。
上にも述べてきたように、嫉妬を何回も経験しそれを乗り越えてくると、そこで生まれた知識で、固定概念から生まれる誤認識が少なくなってくるのです。
気配りの意味を自己保身のため勉強してる?ー好まれる11の気配りとはー
継続力がつく
嫉妬心から生まれた疑心暗鬼の気持ちは、なかなかに深く、忘れろと言われてもできません。
忘れることができなくて、いつまでも相手のことを観察してしまいます。
このことだけを聞くとイメージは悪いですが、実は相手を観察し続けるというのも物凄く疲れるのです。
毎日のように継続して相手のことを観察する力は、嫉妬心など何かしらの理由がないと難しいと言っていいでしょう。
嫉妬をするということはあなたに継続力・忍耐力がつく事に繋がってきます。
まとめ
嫉妬の意味をネガティブに捉えることは私は、反対です。上記で述べたように、嫉妬とはあなたを大きく成長させることが可能なのです。嫉妬によってあなたに起こる感情が、あなたに色々なプラスの効果を及ぼしてくれます。
それは、悔しさだったり、負けん気が生まれることが一番大きいのです。
あなたが嫉妬心から生まれる気持ちを保ち続ければ、あなたを成長させる事に必ず繋がってくるでしょう。