目標を掲げ発言し、それを成し遂げてしまう人に憧れるのは普通のことです。ですから「そういう人になりたい」と思ってしまう心情は自然に生まれてくるものと言っても過言ではありません。でも、それを成し遂げられる人って意外と少なかったりします。
そこで今回は有言実行するにはどうすればいいのか、たった2つのすべき行動についてお伝えしていきたいと思います。
有言実行は最近作られた言葉なのか
三省堂国語辞典によると(※参照https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000096681)
『三省堂国語辞典』は新しい用語を他に先駆けて採録する国語辞典で、第3版(1983刊)でも採録されていることを確認しました。
と記載されており、そこまで昔からある言葉ではなく、割と最近作られた言葉であると推測されます。
有言実行はどんな時に使われるのか
例えば私の周りを見ていると有言実行というのは
・目標を話すとき
などに使われています。例えば「将来は海外旅行をいっぱいしたい。必ず有言実行します」と言ったりします。皆さんもこんな感じで使ったりしているのではないでしょうか。
そもそも有言実行の意味なのですが「goo 辞書」によると
言ったことは必ず実行すること。宣言したからには、必ず成し遂げること。
とあります。
がむしゃらでもいいので自分の固い意志を貫き行動すること、それを誰かに伝えることが重要です。自分に「必ず成し遂げる」と言い聞かせ、目標を達成することでも有言実行と言えるでしょうが、それだと客観的に理解されないので、最低でも一人にはきちんと自分の目的等を伝えた方がいいと思います。
有言実行するのに必要な○○つの行動
言ったことを実現するためには覚悟、努力等が必要です。多くの人が「そんなのないから、できない」と思っていると思います。そんな人たちのために自らを奮い立たせる、有言実行するために必要なたった2つの行動を以下に紹介していきます。
ワンランク上の目標を立てる
自らを奮い立たせるためには「達成できそうなレベル」では弱い傾向があります。そこで必要になってくるのが「ワンランク上の目標」であり、今の自分では「ちょっとできなさそうだな」と思われるものを作っていきましょう。
例えば「宿題を必ず終わらせる」「部活でだれよりも走りこむ」と言ったような今までできなかったことを言ってみるのです。これらは非現実的な目標ではないですし、かといって持続しようと思ったらなかなか難しいレベルの目標と言えるでしょう。
しかしこれでは「自分のイメージとは違う」「最高レベルの目標を立てたい」という人が出てくると思います。そこでそんな人のために提案があるので下記をご覧ください。
これ以上はないという目標を立てたい、有言実行したいならできるだけ多くの人に気持ちを伝えるべき
「全国制覇」「世界ダンス大会優勝」「プロ野球選手になりたい」などの大きな目標を掲げたい、有言実行したいのであれば「できるだけ多くの人に目標を伝えるべき」です。それをする大きな利点は自らを追い込むことになります。
人は追い込まれた時に非常に大きな力を発揮できます。それに負けじと努力し続けた人は目標に「全力で近づいている」といえるでしょう。イチロー選手も小学校の時の作文で
「1番大きな夢は、プロ野球選手になること」
とはっきり書いています。小学生の時ってそんなことを書くとからかってくる人もいるし、笑われたりすることもあります。でもそれを跳ね除け、努力し続けることが自分の力を最大限発揮するきっかけになったりします。大きな覚悟は必要ですが、ぜひチャレンジする意味でも自らの想いを多くの人に知らせていきましょう。
嘘を現実にする
聞いただけでは有言実行と真反対、むしろ逆効果と思う人も多々いると思います。しかしこれは「人の行動を非常にスピーディーにさせる」効果があります。例えば今無職の人が彼女の親のところに行って「今の何の仕事をしているの?」と聞かれたときにとっさに「○○で働いています」と嘘をついてしまったとしましょう。そうなったら彼はどんな行動をとるか容易に想像できると思います。そう、いち早く自分が言ってしまった職業に就職しようと努力を始めるのです。
不純な気もしますが、これも一つの有言実行であると言えます。言ってしまった嘘を現実に変えることができればそれはそれで大変素敵なことなのです。
まとめ
有言実行していくことは、生半可なことではありませんがその前の下準備は単純です。ワンランク上の目標と噓を現実にする。この二つを意識すればあなたの行動力は最大限引き出されます。また多くの人にそれらを伝えることが大事になってきますので、覚えておきましょう。あなたが充実した人生を送ることを応援しています。