仕事をしている人なら誰しもが見たことある「返信不要」の言葉。
これを送られた部下は何を考えているのか気になりますよね?
今回の記事ではメッセを送られた側の気持ちをお伝えしていきたいと思います。
※更新日2020.08.02
特に何も感じないという人が殆ど
上記のグラフを見てほしい。これは私が10人の知り合いに聞いたアンケート結果です。10人中7人が「特に何も感じない」と感じています。残りは「冷たく感じる」が2人「親切」が1人「返信しなくて楽」が1人でした。
アンケートを取った年齢は20代から30代になります。
特に何も感じないという人達の意見
・返信しないでと言われているのだから、返信しないほうがいい
・返信したら逆に失礼
アンケートを取ってみたら上記のような意見がありました。
素直な性格の人のほうが、このカテゴリに入ってくる印象があります。
素直だからこそ、返信することで相手の機嫌を損ねてしまうと考えているみたいです。
今の時代に沿った連絡の仕方だとの意見も
返信不要の意義を話しているうちに、昔と違って「インターネットが発達したからこその悩みなのではないか?」という結論に至った人もいます。
その人が言うには「電話か直接会ってでしかコンタクトとれなかった時代は、無言で上司の会話を切るという事は本当に失礼に値する」とのことです。
そう言った後「でも今の時代メッセやメールはどちらかが話を切らなければいけないため、仕事効率を上げるために上司から話を切ることが多々あるのでは?」と話していました。
「だから今の時代に沿った最適な連絡の仕方なんだ」と言っています。
文句を言って来たら辞める
「自分で言ったことに対して責任が持てないなら辞めるしかない」と極端とも思える意見を言った人がいます。
たしかに、返信不要と言っている限り返信をしなかったことに対して怒られたら腹が立ちますよね。
昨今、TVなどではではすぐ仕事をやめる人が増えていると言いますが、これも一つの原因になりえそうです。
冷たく感じさせてしまわないか?と不安
2番目に多かった意見になります。
上司からいくら「返信不要です」と言われても本当に返信をしないことで、冷たいやつと思われてしまわないか不安だ。という意見がありました。
中には過去に上司から「お前なんで返事をしなかったんだ?」と怒られたことがあって、それがトラウマになっていて「どんな文章でも返信をしないと気が済まない」という人もいました。
怒られるのがとにかく怖い
この手のタイプは、怒られることが凄く苦手です。
アンケートを受けてくれた本人が言っていたのだから間違いありません。
怒られることが嫌であるがために、上司にはなるべく丁寧な言葉や態度で接したいと考えています。
失礼の無いようにという気持ちが、必ず自分からメッセを送ってトークを終了するという習慣に結び付いているようなのです。
自分の評価を上げたい
「気が利くね」と一言言われたいがために、思わず返信をしてしまう人がいます。
この人たちは返信不要ですの文章の中に上司からメッセで会話を終わらせるのか?という意味合いがあるように感じると話していました。
そこでどうしても自分からメッセを送ってしまうのだそうです。
それに隠れて「評価されたらいいな」とも思っていると話していました。
相手がどう思うか気になる
「返信したらほっとするし、しなかったら不安でしょうがない」と話す人がいます。
その人は返信を返さないこと自体がマナー違反だと教わってきたのだそうです。
ですから、返信をしないことで相手が「礼儀知らずな奴だな」と思ってしまわないか心配であるとのことです。
親切だなと思える
「返信しなくていいことをわざわざ教えてくれるなんて超いい上司じゃん」と言ってきた人が1人いました。
この人の場合は元々何事も深く考えないタイプです。
だからこそ物事に対してポジティブ思考であることが多いのです。
上司を尊敬している
「ちなみに上司の事どう思っているの?」と聞いたら「尊敬しているよ」と言っていました。
これを読んだ部下を持っている人は感動したかもしれませんね(;’∀’)
上司を尊敬しているからこそ、上司から何を言われようが良い方向に捉えることができているのです。
「俺のこと気にかけてくれたから、返信をしなくていいよってメール送ってきたんだろ?めっちゃ優しいじゃん」と言っている彼を見て、すごく考え方が前向きで羨ましいなと思ったのでした。
返信しなくて楽だ
来たメッセを見て安堵する人種がいます。それがこのタイプ。いわゆるめんどくさがり屋です。
普段から会社からの連絡はめんどくさいと感じているので、返信も遅く「報連相はできていない」と話していました。
そんな人が「返信はいらないよ」と言われたメッセが来たら「ラッキー」と思ってしまうのは当然です。
「出来れば仕事のメッセを見たくない」と笑いながら話していました。
上司からの連絡自体が怖い
「普段から真面目じゃないから、会社のグループトークを見るのが怖い」と言っていたので、少しだけ覗き見させてもらったら、グループトークに入っているのか?と思わせられるくらい、彼自身から全く発言をしていませんでした。
上司からのメッセ=怒られると考えているとも言っていました。
確かに話を聞くとしょっちゅう怒られているみたいで、何を言っても怒られてしまうから返信を返さなくなったのだそうです。
このような経緯から返信不要の文字を見ると心が楽になっていくのです。
宿題が無くなった感覚に陥る
僕はこの人を学生の時から知っていますが、とにかく宿題をしない人でした。
いっつもやってこないので先生に怒られていたのです。
この時の感覚が残っているせいか、メールで仕事の依頼をされるといつもイラっと来るのだそう。
だからこそ、返信不要のメールにはまるで宿題が無くなったような感覚に陥ってしまうのだそうです。
まとめ
普段から部下が上司に対して思っていることが返事をするかしないかに大きく作用していることを感じます。
部下がどのような行動をとるかは、上司との関係がうまくいっているかどうかが重要になってくるのでしょう。