断捨離をする時に「あ、しまった」と必要なものを捨てた時ってありませんか?
そんな経験がある人が当サイトに足を運ばれたのだと思います。
ですので、この記事では断捨離をする時に必要なものを捨てないようにするには?について書いていきたいと思います。
断捨離とは
断捨離とは不要なものを捨てることで、捨てられないという固定概念から解き放たれることだそうです。
参照 Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AD%E6%8D%A8%E9%9B%A2
確かにものを捨てる時って、使っていた当時を思い出し急に捨てたくないという気持ちが生まれる時がありますよね。
それを捨てたりする時は、結構悩んだりするものです。
必要なものを捨てないようにするには?
必要なものを捨てない、そのためにあなたが取るべき行動・考えとはいったい何なのでしょうか?
下記にいくつか紹介していきたいと思います。
時価を調べてみる
物には値段があり、時価があります。
昔安く買ったものが、現在高くなるという事は聞く話です。
番組「お宝探偵団」なんか見てるとそう思います。
ですから面倒だとは思いますが、使わないんだけど高価そうと思ったのであれば一度それらを纏めて鑑定士のもとに持っていくのをお勧めします。
昔は安かったものでも、時価が高くなっているお宝が見つかるかもしれませんよ。
用途が確認できるかどうか
物を見た時に、ついでに用途も考えましょう。
ちなみに用途とは使い道の事です。
例えば配線。配線を見た時「これ何に使うんだっけ?」と思ってしまう人は多いかと思います。
ちょっとしたマッサージ器具やおもちゃなんかも一瞬見ただけでは、用途を判断できないものは少なくありません。
あなたが今捨てようとしているものが必要なのかそうでないかは用途を思い出せるかどうかで判断できるのです。
線引きをして判断する
例えば単純に「一年以上見ていないものは捨てる」と「期限による線引きルール」を作ったとします。
基本的なものはこのルールで捨てれると思います。
しかし、このルールで捨てれないものが出てきます。例えば、写真類。
自分の結婚式、友達の結婚式や学校の卒業式の写真等です。
あと代表的なのは本類です。
漫画や書籍、辞書など捨てる時に困った人は多いことでしょう。
ここでオススメなのは、捨てれないものに対する「重要度の線引き」をする。という事です。
重要度の線引きの仕方
あなたにとって「期限の線引きルール」で当てはまらなかったものを一度集めましょう。
一度集めたら今度は「重要度の線引き」をしていきましょう。
重要度の線引きにもいくつか種類があるので紹介していきたい思います。
他の人に見せる機会があるかどうか
重要度の線引きの基準としては他の人に見せる機会があるかどうかが重要な線引きポイントになってきます。
例えば結婚式の写真なら家族、卒業アルバムなら友達が家に来た時「見せて」と言ってくる可能性があります。
その時にあなたが「あ、それ捨てたよ」と言えるかどうか想像してみるのが良いでしょう。
言えなかったら捨てない、言えるのであれば捨てましょう。
自分以外に使う人がいるかどうか
自分以外に使う人がいるかどうかも、断捨離の判断基準になってきます。
例えば漫画本。漫画本はその本一冊あれば自分以外誰でも読めます。
ですから自分は読まなくなったけど子供は読むかもしれない、更には子供の友達も読むかもしれません。
一度でもそう思ったら、捨てないで取っておいていいと思います。そう思えなかったら、捨てて大丈夫でしょう。
それでも重要度の線引きに悩んだら
重要度の線引きをある程度したはずなのに、それでも捨てていいのか悪いのかわからないという人は結構多いと思います。
そこで今回はそんな人のために、ものを捨てる人、ものを取っておく人両方の考えをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
断捨離の捨てる人、捨てない人の考えかた
断捨離の時、捨てる人の考え方、捨てない人の考え方を例をもってお伝えしていきます。
子供の絵
・捨てる人の考え方
いくら子供の絵だからと言って、全部残していたらキリがない
・捨てない人の考え方
子供が私に書いてくれたものだし、子供が大きくなったら捨てていいか子供に直接聞いてみよう
子供の絵というのは、心がこもったものですから捨てるとき躊躇する気持ちはわかります。
しかし、一回見たきりでそのあと全然見ていないという人もかなりいるはずです。
捨てる線引きとしては、子供に聞いてみて「捨てていいよ」と言うかうか言わないかを基準とするのが良いでしょう。
USBケーブル
・捨てる人の考え方
ごちゃごちゃして気になるから捨てよう。
古いタイプはもう使わないからいらないや。
・捨てない人の考え方
今はいらないけど、もしかしたら使うかも。
USBケーブルはmicroやtypeC、急速充電用などがあり用途が様々であるため、先のことを見据えて残してしまう人が多いようです。
しかしすぐ捨てれる人は古いもの対応のUSBケーブルは今後買わないと即断できているのだと思います。
捨てる線引きとしては、今後買う電化製品を想像してこのUSBは使うか使わないか判断するのが良いでしょう。
領収書
・捨てる人の考え方
領収書を持っていても、財布がかさばるだけだからいらないな。
・捨てない人の考え方
領収書は確定申告の時に使えるかもしれない。
保証書の代わりになるかもしれないからとっておいたほうが良いかも。
領収書は保証書の代わりになることもあります。また医療費の領収書は医療費控除の対象になるかもしれません。そして今年仕事を止めて自営業をする予定の人などにとっては、捨てるのに躊躇します。
しかし、それ以外の人にとっては大して重要ではないのであっさり捨てる人は捨ててしまいます。
捨てる線引きとしては、最悪保証書が無くても良いのか悪いのか考えてみることが一番良い方法になってくるでしょう。
使わなくなった携帯電話
・捨てる人の考え方
一度も触らないし捨ててしまおう。
めんどくさいからお店に売ってしまおう。
・捨てない人の考え方
お店で売ると安いからメルカリ等で売りたいけど、やり方わからないし、あとで調べてやろう。
いつか使うかもしれない。
使わなくなった携帯電話は使えると言えば使えるので、捨てる時悩む人は多いと思います。
お店で売るとかなり安いので、ネットで自分で売ればいいやという人もたくさんいます。
ただ出品の仕方が分からなくていつまでも残している人がいるのです。
売る値段とかこだわりない人は、即売ってしまいます。
捨てる線引きとしては、自分が出品を一か月以内にできるかできないかで判断するのが良いでしょう。
人形
・捨てる人の考え
人形は時間と共に汚くなるし、昔みたいに欲しい気持ちもないから思い切って捨てよう。
・捨てない人の考え
大事なもので、どんなに汚れても捨てれない
一度や二度捨てようと思っているのに、なぜか捨てれない
人形はかわいいんですが、やはり汚くなりますよね。だったら捨ててしまったほうが良いと考える人もいます。
人形を捨てない人は物を大切にする気持ちが強いので、人形に限らず物を躊躇なく捨てる事には元々適さない性格の可能性が高いと言えます。
捨てる線引きとしては、一年後も同じように人形を大切に想えるかどうか考えるのが一番だと思います。
台所用品
・捨てる人の考え
食器が割れたのは危ないから捨てよう
お客さんが来たとき出せないし捨てよう
・捨てない人の考え
食器が欠けても、支障はない。
フライパンに焦げがあっても、支障はない。
台所用品はいつも使うものであるが故、汚れや傷はつきものです。
しかしそれでも使おうと思えば使えるので、長い期間使い続けている人もたくさんいます。
捨てる線引きとしては、お客に出す・見せることがあるか。子供など、怪我をするリスクはないか。というところになってくるでしょう。
裏切ってきた恋人
・捨てる人の考え
一度裏切られたら、絶対許せない
もう会いたくない
・捨てない人の考え
裏切ってきたのは事実だが、もう一回だけ信じてみよう。
恋人が裏切ってくると、心は傷つくのは当たり前です。
それでも捨てられない人というのは、本気で好きか、または新しい恋をするのに自信がないというのも考えられる理由です。
捨てる線引きとしては、将来ずっと一緒にいたいかどうかにかかってくるでしょう。
ファミコンソフト
・捨てる人の考え
捨てたくはないけど、部屋のスペースをどうしても欲しいから捨てる
遊ばなくなったし、思い切って捨てよう
・捨てない人の考え
価値があるものだから
いつか絶対遊ぼうと思っている
ファミコンソフトは思い出が詰まっているものですので、なかなか捨てれない人の気持ちは分かります。
捨てる線引きとしては、部屋のスペースが欲しいかどうかにかかってくるでしょう。
音信不通の相手から借りたもの
・捨てる人の考え
借りたものとはいえ、音信不通が何年も続いているから捨てるのはしょうがない。もちろん捨てる時には後ろめたさはある。
・捨てない人の考え
借りたものだし、一応取っておかないと失礼に当たる。
音信不通の相手が置いていったもの、返そうと思っても連絡がつかないし会えない。もうどうしようもない。と思ってしまいますよね。捨てる線引きとしては、価値を調べ価値がないものだったら捨てるでいいと思います。
最悪価値が低ければ、万が一連絡が取れて「返して」と言われても同じ物を買うこともできるし、代用の品を用意することもできるからです。
ボロボロの布団
・捨てる人の考え
ボロボロになったし、見た目も悪くなって嫌だから捨てよう。
・捨てない人の考え
ボロボロだけど掛けたら暖かいし、まだ使えるから捨てない。
ボロボロの布団、本来なら捨てて新しいものにしたいという気持ちは皆さんあるかと思います。
しかし、まだ使えると考え、長い間使っている人が多いのも特徴です。
捨てる線引きとしては、他の人が泊りにくるかどうかで決めるのがベストでしょう。
頻繁に来るのであれば、いくら注意深く布団を隠していたとはいえ、ボロボロの布団を見られる可能性が少しはあるので捨てたほうが良いと言えます。
布巾
・捨てる人の考え
ちょっと汚れたから捨ててしまおう。
雑巾は雑巾で買ってあるから、わざわざ布巾を雑巾には変えなくていい。
・捨てない人の考え
布巾がボロボロになったら雑巾にすればいい。
私なんかは布巾がボロボロになったら雑巾に変えてしまいます。
しかし雑巾は売っていますし、雑巾を大量に買っている人にはあまり興味がない話かもしれません。
捨てる線引きとしては、そこまでして節約したいかどうか・衛生面的に耐えられるかどうかにかかってくると思います。
まとめ
断捨離で必要なものを捨てないために、一度立ち止まって考える時間が必要なのは上記で述べた通りです。
焦って必要なものを捨てるよりは、ゆっくりと必要かどうか考えたほうが後悔しない断捨離ができると思います。
皆さんの断捨離が上手くいくように心から願っております。