同じ会社内で恋愛をしたことがある人は周りからの冷たい目線を感じたことはないでしょうか?そういう人は二人の関係性をオープンにしてこなかったのではないでしょうか?
だとしたらそれが原因で周りから冷たい目線を浴びていたのかもしれません。
そこで今回は社内恋愛を隠しよそよそしくすることで出てくる悪影響を7つ紹介していきます。これを読むことでオープンにしていった方が良い理由が分かると思いますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
単純によそよそしい態度は会社からの印象が悪くなる
会社としては二人が付き合っている分には文句はありません。※たまに「社内恋愛禁止」と謳っているところがありますがそこは例外です。
ただそれを内緒にしている分どうしてもよそよそしくなってしまいがちです。それは会社として「よろしくない」という見方をするのが普通です。
会社は「仕事がはかどらないのではないか」と考える
会社としては仕事をしている時に「集中してほしい」と考えます。これは当然のことで注意散漫なようだと最悪「業務に差し支える」と思ってしまうのです。
仕事で集中している時によそよそしい二人を見ることでイライラして集中力が切れてしまう社員が増えると問題になってしまいますしね。
目の敵にされやすい
更にカップルの二人が「ここが重要」という時に本来の力が出せず、失敗を重ねてしまうことで、どうしてもイライラ度が他の人のミスより大きくなりがちになってしまいます。
それが続くと失敗をするごとに何も悪いことをしていなくても目の敵にされてしまうことさえあります。
違和感はいずれ「知りたい」という気持ちになる
職場でいつも見ている人が、急に一人の異性と仲良くお喋りをするようになったり「昼休みなどに一緒にいる時間が多いな」と感じるようになったら、それは次第に違和感として感じるようになります。
そしてそれが毎日感じるようになるとなんで急に仲良くなったのかその理由を知りたくなるのです。これは人間であれば自然の反応です。特に女性は強くこの気持ちを持ち始めます。
「知りたいけど聞けない」という状態がストレスになる
「知りたいと思うけど、なかなか聞けない」こう思うのもごく当たり前のことです。もし聞いてみようものなら「無神経な人ね」と思われかねないからみんな口に出せないのです。
でもこの気持ちって「塵も積もれば山となる」で最終的にはストレスに変化します。それがいずれ以下のような行動をとることになるのです。
妬みの言葉を思わず発してしまう
ストレスがピークまで達していると、無意識化でも厳しい言葉を発してしまうことがあります。例えば怪しい二人に対して「ちょっとあまり二人で話さないでよ」とか「仕事中に何しているの」と思わず妬みを言ってしまうのです。
言われた方は「悪いことしてないのになんでこの人こんなこと言ってくるの」と反感を覚えます。
職場の空気が重くなりやすい
社内恋愛を隠すということはいずれちょっとした綻びから噂として広がります。一度広がってしまえば多くの人が「聞きたくても聞けない」という状態になり、結果として職場の空気が重くなります。
真実を話しても手遅れの場合がある
これはよく聞く話になってきます。社内恋愛をしている当人達が重くなった職場の空気に耐えられなくなって白状したとしてもあまり状況が変わらないことが多いのです。
つまり付き合っていることを言われた方は「そんなの知ってるよ」「今更遅いんだよ」といったひねくれた態度をとってくることがあるのです。しかもこれは遅効性です。
白状された初日は「そうだったんだー早く言ってよ」「やっぱりね。良かったじゃん」と言ってくれますが、後日また二人が仲良くしているところを見ると、イライラしている時の気持ちが込み上げてくるのです。
「なんで今まで隠していたの」という気持ちが残ってしまう
この気持ちというのは結構長く続くんですよね。恨みではないとは思いますがそれに近い感情だと言えます。
ひどいときには二人が話しているのを見るだけで、過去のイライラがフラッシュバックすることさえあります。
仲の良い人ほど疎外感を感じる
職場で仲の良い人ほど「なんで自分に言ってくれなかったの」と仲間外れにされたような気持ちにさせられます。つまり疎外感を感じるわけです。
後付けで「実は私たち付き合ってたんだ」と言われてもなんかすっきりしないというか「なんで初めから言ってくれなかったの」という気持ちの方が強くなってくるのです。
仲の良い人は「目が合っても避ける」といった状態になりやすい
特に女性に多いのですが仲の良かった人が「付き合っている人を教えてくれなかった。しかも同じ職場にいたのに」と考え始めると、隠してきた人に対して嫌悪感を抱いてしまうことがあります。
それはいけないと分かっていても行動として現れます。
それが「目が合ったら避けてしまう」等の行動なのです。以前より話しにくくなるのはもちろん、プライベートでの連絡も極端に少なくなってくるのが特徴です。
二人きりの時の行動が不信感を募らせる
まず想像してみましょう。「付き合っていることを会社では内緒にしようね」と約束した二人。それでも羽目を外してプライベート丸出しで接する瞬間があります。なんだと思いますか。そう、それが「職場で二人きりになる瞬間」なのです。
この瞬間だけはどうしても恋人に戻ってしまいます。普段バレないようにと気疲れしている分、たまたま二人きりになってしまうというシチュエーションに、お互い溜まっていた思いが弾けてしまうのです。
結果気は緩むし、いづれ知られてしまう
職場で二人きりで楽しそうにしているのを見るのはあまり気持ちのいいものではありません。
しかもいつまでも隠しきれることは殆どないのです。いづれ必ず誰かの目に入ってしまいます。さて問題はここからです。もし職場の人が二人きりの現場を見つけてしまった場合以下のような行動・ストレスが発生します。
なぜか身を隠してしまう
私自身そういう現場に出くわしたことがありますが「音を立てられない」「身を隠す」などの対処をするしかありませんでした。そしてしばらくして「なんで俺が二人に気を使わなきゃいけないんだよ」とイライラしたのを覚えています。
これは最初から付き合っていることをオープンにしていたのなら、話しかけたり茶化したりしてその場を何とか凌げます。
二人が付き合っていることを隠しているからその現場を見たとき驚き、とっさに身を隠したり声を出さないようにとしてしまうのです。
付き合いが悪くなったことに不信感をもってしまう
もし付き合っていることを知っていたなら、今までお昼休みに一緒にご飯を食べに行ってたとしても「しょうがないなぁ、彼女と飯食いに行って来いよ」と気持ちよく送り出すことができます。
しかし知らない状態で「今日お昼用事があるから、一緒にご飯いけないよ。ごめんね」と言われたら「なんだよノリ悪いな」と思ってしまうこともあるはずです。最初のうちは疑問に思わなくても、繰り返し誘いを断られるとストレスが溜まってしまいます。
嘘をどんどんついてしまう
最初は嘘をついていることに悪気はありません。
しかしそれを続けることで「嘘に嘘を重ねる」という状態に行きつきます。
この状態でいることはその人の持っている良心を少しずつ傷つけます。そして耐えられなくなっていざ「皆に言おう」と思った時には既に時遅しとなっていることが多いのです。
皆には白状しようと思っても、なかなか信頼が回復しない
嘘を重ねることは自分の良心を痛めるだけでなく、周りの信頼も損ないます。あるレベルまでいくと「修復不可能な関係」となり先ほど伝えた通り「何を今更言ってんの?」というようなきつい反応をしてくる人さえ出てくるのです。
まとめ
社内恋愛をオープンにしないでいると「よそよそしくなる」のは必然。それが周りの人の不信感を募らせるのは自然の流れと言っていいでしょう。
あなたと付き合っている人を好きだったという人もいるかもしれません。職場という狭い環境であるからこそオープンにしてスッキリとした状態でいることが大事なのだと思います。