フェレットって可愛いし、買ってみたいなーと思う人は多いと思います。しかし、値段はいくらなの?噛むの?くさいの?寿命は?と色々疑問が出てきますよね?
筆者はフェレットの角五郎を飼っています。そこで得た経験談から、フェレットの値段からその特徴まで説明していきたいと思います。体験談も含めて説明していきますので、ぜひ読んでいってください。
※更新日 2020.08.02
フェレットの値段
フェレットは猫や犬と同じで、いくつか種類がありますので、以下に紹介していきます。
パスバレーフェレットの値段
私が買ったのは、パスバレーフェレットになります。値段は35000円(税抜き)になります。
角五郎は当時生まれて一か月でした。隣に一歳ぐらいのパスバレーがいたのですが、同じ値段でした。
若い方が値段が高いのかな?と思っていたのですがそうではないみたいです。
ペットショップによって、値段が違うかもしれないのですが、確認でき次第追記させていただきます。
マーシャルフェレットの値段
マーシャルフェレットは、値段は60000円くらいですね。パスバレーフェレットより高いですね。
体格は、パスバレーと同じくらいですね。
私は、このマーシャルとパスバレーのどちらを買うかで悩みました。
安さでパスバレーを選びましたが、すんごくかわいかったので、お金に余裕があったら、また購入を考えてみたいと思います。
パスバレーと比べて、おとなしい性格らしいです。
カナディアンフェレットの値段
カナディアンフェレットの値段は60000~70000円くらいですね。パスバレーとか、マーシャルと比べて体ががっちりして大きいです。
気性も激しいみたいです。
私はよくペットショップで、触らせてもらっているのですが、カナディアンの噛む力は角五郎と比べ、力強く、皮膚がとれてしまうのではないかと思うくらいでした(笑)
しかし、顔がかわいいんですよね(^_-)-☆噛まれても許してしまいます。なので、いつかカナディアンも買ってみたいなーと思っています。
その他
マウンテンビューフェレット 60000前後
ルビーフェレット 60000前後
ニュージーランドフェレット 70000前後
アンゴラフェレット 100000前後
となります。私の住んでいるところではなかなか見かけることが出来ない種類です。
フェレット専門店などでは売っているかもしれません。興味ある方はぜひ問い合わせてみてください。
フェレットってどんな性格?臭いの?寿命は?
フェレットとネットで検索をすると必ず出てくる質問になります。
実際に私が飼ってみてどうだったか?それをお伝えしていきたいと思います。
フェレットは噛むの?
結論から言いましょう。フェレットは噛みます。パスバレーは一般的にはおとなしいと言われますが、噛み癖はフェレットの特徴です。
アンゴラなんかはかなり気性が激しいので、パスバレーの比ではないと思います。
噛む力もかなり強いので、ベビフェレだとしても注意が必要です。
噛まれたときは、頭から首にかけて皮膚をつまむようにしましょう。フェレットは、お母さんにそこの部分をつかまれて運ばれます。
最初首筋を持つのは、なんかかわいそうで嫌だったのですが、持っていいるとあくびをしたり、リラックスしたりしているので今では、噛むとすぐ持つようにしています。
首筋を何回も持っていると、噛む回数は減ってきます。
フェレットは臭いのか?
フェレットは臭いのかはみんなが気になるところですよね。うちの角五郎は、はっきり言って臭いです。ペットショップの小動物コーナーにいる時のような、野生の匂いがします。
段々それが香ばしく感じてきた私は、ちょっとおかしいかもしれません(笑)でもその話は置いときます。
パスバレーフェレットは、アメリカ出身で、去勢・避妊手術を終えてから、日本に輸入されます。
その時一緒に、臭腺という臭いにおいを発する部分も除去します。なので臭腺のあるフェレットというのは、いま日本にはいません。
臭腺を除去しても、フェレットは他の動物より(猫や犬)より少し匂います。
私も行っているフェレットの匂いに対する対処法をいくつか紹介します。
●脱臭機を使う
私は、楽天で富士通の脱臭機を買いました。24hフル稼働させています。
それである程度匂いはとれます。きちんと脱臭機の掃除もしないと効果が薄まりますので、忘れないようにしましょう。
●ゲージの掃除
ゲージの掃除をするとしないでは、部屋の匂いが変わってきます。
毎日掃除をするのがベストです。めんどくさがらないで、ちゃんとやりましょう。
●シャンプーをする
フェレットのシャンプーをしてあげると匂いが弱まります。
しかし、あまりシャンプーをし過ぎると、肌のアレルギーになってしまう可能性があるので気をつけましょう。
目安は2週間に一回程度となります。うちの角五郎は36度位のぬるま湯で洗っています。熱すぎる温度はNGなので絶対にやめましょう。
フェレットの匂いは、ある程度対策できるのでぜひ参考にしてみてください。
フェレットの寿命は?
フェレットの寿命です。実際私の角五郎は2019年現在も生きてますから、言葉で書くのはつらいものがありますが、きちんと伝えていきたいと思います。
フェレットの寿命は6~8年
このことを書くのは少し寂しいのですが、書きます。フェレットの寿命は6~8年と言われています。すごく短いですよね。
角五郎の胸に手を当てるとものすごいスピードで心臓が脈を打っているのが分かります。
「心臓の鼓動さ、すこしおそくなってー」といつも思います。
あんなにちっちゃいのに、一生懸命動いたり、ご飯を食べたり、遊んだりする姿に筆者は非常に感動するのです。
フェレットを飼っている人は皆責任感を強く、最後まで面倒を見るという心構えが必要になります。
短い命だからこそ、家族のように扱おう
フェレットは寿命が短いです。でも飼ったからには、「家族の一員」と大切に扱いましょう。
私の知っているフェレットが好きな人はみな「息子」や「娘」として扱っている人ばかりです。
フェレットは、あなたが疲れた時や、つらい時あなたを癒してくれます。
その無邪気さがあなたの悲しみを笑顔に変えてくれます。世話をしていくうちに愛着が湧き、本当の家族のように思えてきます。
家族のように扱うと、あなたのフェレットも幸せな生活を送れると思いますよ。
フェレットの食事
フェレットの食事は大きく分けて幼少期、青年期、シニア期の三つに分かれます。
それぞれの時期によって食べ物が変わってきますので、それぞれ説明していきます。
幼少期・・・粉ミルク
ペットショップに売っている赤ちゃん用のミルクと、細かい粒のようなエサを混ぜます。
ぬるま湯でミルクを溶かし、それを与えます。赤ちゃんの時は、顎の力が弱いので、ミルクが主食になります。
ペロペロなめている姿が何ともかわいいですよ。
青年期・・・カリカリフード
スナック菓子みたいな見た目の、フェレットの硬いフードになります。私のフェレットは、生後4ヵ月ぐらいでこの「硬いフード」に変えました。
ペットショップにいつエサを変えるべきか聞いたのですが、「三か月ぐらいたったら、エサを硬いフードに変えてみて、それで食べれるようだったらそのままでいきましょう」と言われています。
うちの角五郎は、生後三か月後に一度硬いフードを食べさせましたが、まだ硬かったらしく、食べれなかったので時間を一か月置きました。
硬いフードに変える時期はフェレットによって個体差があるみたいです。
シニア期(4歳以降)・・・柔らかフード
ペットショップに「セレクションシニアフード」というものがあります。
年をっとってくると、フェレットの顎の力が弱くなります。
これも個体差があるのですが、硬いフードを食べれるフェレットはそのまま食べさせている人も多いようです。
どうしても食べない場合は、シニアフードと硬いフードをブレンドして混ぜてあげてください。
フェレットは意外と筋肉あるよ
写真を見てください(笑)懸垂をしております。飼ってみて思ったのが、フェレットは力が強いなということです。
以下に詳しく説明していきます。
フェレットの筋肉ってどの位凄いの?
フェレットは面白いことに、足も速いし、腕の力、顎の力も強かったりと、意外と筋肉質です。
うちの角五郎は、よくラックで懸垂をしています。腕の力だけで体を持ち上げます。
体重は1.3㎏ぐらいなので、あの短い腕からすごい力を出せるんだなといつも感心します。
足も速いです。フェレットはなつきやすいので、よく筆者の後を追いかけてくるのですが、ちょっと小走りしてもすぐ追いついてきます。
足が短いので、バタバタとするのですがそれがまたかわいいです。
運動不足は病気の原因?
人間でも同じです。運動不足は体に悪くそれが原因で、様々な症状が出ることもあります。
フェレットの場合、運動は必須です。イタチ科なので遺伝子的に走り回るタイプになります。
フェレットをゲージの中だけで育てている人もいると思いますが、できれば部屋の中を走り回らせましょう。
外で散歩も良いですが、フェレットは爪がすぐ割れたり、菌が伝染したりとリスクが伴います。必ず獣医師の指示、意見を聞きながら責任をもって散歩させてあげましょう。
ゲージの中だけで育てているとストレスが過剰に溜まります。ストレスからいろんな病気になることもあるので注意が必要です。
家にトンネルや、小さな階段などの遊び場を作ってあげるのもいいでしょう。楽しく遊んでいるうちに、いい運動ができ、ストレスの発散にもなります。
まさに一石二鳥になります。
まとめ
フェレットって可愛いけど、実際飼うとどうなの?と思っている方はいっぱいいると思います。フェレットの可愛さ、一緒にいる楽しさ、全てをフェレットを飼う方には味わってもらいたいです。
そのためには、飼う前にフェレットについて下調べをしてみましょう。飼い方、トイレ、病気など把握するといいと思います。
一度飼ったら間違いなくあなたの「家族」になります。家族を守るのは当然です。
その意識をもって、フェレットと共同生活できていければ一番いいと思います。