気配りの意味を自己保身のため勉強してる?ー好まれる11の気配りとはー

気配り

引用元 ぱくたそ https://www.pakutaso.com/20140956244you-know-me.html

皆さんは普段から【気配りの意味】を理解しているでしょうか。会社の社長や上司に対してだったり、初めて会う目上の人に対して気配りをすることは人間関係を築くうえで非常に大切なことになるでしょう。しかしその気配りの勉強を、気配りができないと馬鹿にされるからと言って「自分を守るため」や「自己保身」のためにしている方は多いのではないでしょうか。

気配りというのは、相手から好まれる、相手を気分良くさせるために必要なことだと思います。ただし自己保身のために勉強した気配りというのは本当に相手に伝わるのでしょうか。

今回の記事では自己保身のための気配りとは何なのか?人から好かれる気配りとは何なのか?をお伝えしていきます。

※更新日2020.07.04

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自己保身のための気配りとは

自己保身

引用元 photoAC https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E8%AA%AC%E6%95%99&srt=dlrank

まず自己保身のために学んだ気配りはどんなもので、それが周りにとってどう見えるのか。お伝えしていきます。

臨機応変に対応できない

気配りの意味を自己保身のために学んでいると、臨機応変に対応できません。

気配り・作法を「みっともなくないように」「恥ずかしくないようにする」とばかり意識をしていると、常日頃気配りを意識することがなくなり、必要最低限の知識でとどめようとしてしまうものです。

得た知識が浅いからこそ、マニュアルにない場面での応用が効かなくなる危険があります。

仕事の上司というのは、いかなる場合にも気配りできる人に信頼を置きます。

どうしても自分を守るためだけで勉強をすると、バックボーンが薄くボロが出てしまうのです。

精一杯さを感じない

自分を守るために勉強してきた気配りでは、精一杯さを周りに感じさせることは難しいでしょう。

そうなると、同じ失敗をしても怒られやすくなってしまいます。例えばご飯を食べに行ったときに他の人のサラダを盛り付けをし、失敗したとします。その時精一杯さが見えれば許す気持ちにもなりますが、そうでない場合はただ怒りを覚えるだけです。

逆に他人のためにと思って気配りを勉強・行動している人というのは、同じ失敗をしても精いっぱい差を感じますし、何かこう憎めないものを持っています。

そういう人は仕事のいろんな場面で助けられたり、気に入られたりしたりします。

だから自分のためより他人のためと考えられる人の方が、何かと得をすることが多いのです。

ありがた迷惑になってしまう

気配りが上手い人というのは、相手の気持ちを常に考えているので相手の求めるものを理解したうえでの行動ができてきます。

反対に、相手の気持ちをあまり考えないで下手に気配りを行う人というのは、相手の求めていない行動をしてしまいます。その結果、相手からありがた迷惑だと思われてしまいます。

気配りというのは、相手との距離、バランスも重要です。例えば、飲み物を長い時間残している人がいるとします。気配りが上手な人は別な飲み物が欲しいのか聞いて対応します。

しかし気配りが下手な人はなぜ飲み物を残しているのか全く理解していないので、「飲み物が進んでいないですよ、もっと飲みましょう」などと相手に発言してしまいます。

そんな対応だと相手が「そっとしておいてくれよ」と思うだけです。

ありがた迷惑にならない様にするには他人がどう思っているのか。常に考えながら行動をしていく必要があるのです。

人から好まれる気配りとは

好まれる

引用元 GAHAG http://gahag.net/002423-flower-present/

人から好まれる気配りとは一体何なんでしょうか。自己より他人を一番に考えることは必要なのは述べてきましたが、ほかにどのようなことが必要なのかお伝えしていきます。

先手を読める

気配り上手と呼ばれる人たちは上司や目上の好きなものを把握しています。

なので職場で集まりがあって食事を食べる機会があっても、「○○頼みましょうか?」と相手の好きな食べ物を頼むことができます。

そうなると相手も上機嫌になり、その人のことを評価してくれることでしょう。

職場でも相手の行動を先読みし、行動するので上司からみると非常に優秀に見えます。

先手を読むことは、相手の癖や性格、行動パターンなどを把握しなくてはできません。

日々自分のことより、他人のことを考えなくてはできない芸当となります。

優しさを持っている

先ほど自己保身のために気配りをしている人は周りが見えていないことが多いとお伝えしました。

周りが見えていないというのは人に興味がないのと同時に、優しが欠けているのだと思います。

心が優しい人は、他人がケガをしたときに放っておけませんし、困っている人を助けたい気持ちが出てきます。

そうした優しい気持ちが人を観察する習慣になり、自然と周りの人の性格や行動、癖を把握する事に繋がってきます。

そのことが先取りの行動につながり、気配り上手へとなっていくのです。

聞き取りやすく話す

気配りに自信がない人は、声が小さくなる傾向があります。従って相手は聞き取りづらいです。

どういうことかというと、上司と一緒にいるとき、食事をしているときなど「何を話したらいい?」「ここは席を譲るべきだよな?」などいろいろ頭の中で考えてしまって、行動力が著しく無くなってしまい、それに伴い声が小さくなっていくのです。

気配りに自信のある人は、言葉一つ一つがハキハキしています。従って相手は聞き取りやすいです。中には相手に聞き取りやすい声の練習をしている人もいます。

聞きづらい声というのは、相手をイライラさせる原因にもなります。なのでなるべく、聞きやすい声で話すことを意識したほうがいいでしょう。

報連相がきちんとできている

報連相とは報告、連絡、相談のことになります。これらは仕事をするうえで非常に重要です。

役職が上であればあるほど、何か失敗したときの対処をきちんとしなくてはいけません。後から知りませんでしたとは言えない立場なのです。

ですから仕事上のミスを伝えてこない部下がいたら非常に困ります。もちろん、そういう人に信頼を置くことは無理な話でしょう。

気配りができる人はたとえ小さなミスでもこの報連相がきちんとできています。上司からの信頼も厚いです。

気配りができない人の中には怒られることを極端に嫌う人がいます。怒られることを恐れず、ミスをきちんと伝えることも大人としての、そして会社に対しての気配りと言えるのです。

きちんと報連相をすることは、周りからの信頼を集めるために必要なのです。

雑用を自ら進んで行う

掃除や整頓、足りないものの買い物など、細かなことをやる人に対して「気が利くなぁ」と感心してしまいます。

色々物が落ちている汚い職場より、掃除できれいになった職場の方がモチベーションが上がりますし、忙しくて手が回せないときに、買い物に出かけてくれたら非常に助かるでしょう。

このような雑用を自ら進んで行う人は、上司から好かれる傾向にあります。

長く同じ職場に勤めていればいるほど、雑用を嫌がる傾向があります。しかしいつまでも自ら雑用を行う人というのは、上司から好かれるだけでなく後輩への刺激にもなってきます。

このように雑用ができる人というのは、周りへ良い影響を与えるのです。

俯瞰(ふかん)して周りを見れる

俯瞰(ふかん)とは「上から見下ろす」事になります。気配りができる人はいつも俯瞰して周りを見ることを意識しています。

周りの状況を常に把握しているので、お茶を持って行ったり、ネクタイを直してあげたりと細かいところまで目が行きます。

細かい気配りをするためには、人間観察をできなくてはいけません。自分のことしか見えていない人にはできない事だと思います。

今からでも、常に他人を意識して仕事をしていくことが大切になってくると思います。

誉め言葉がうまい

誉め言葉がうまいと、簡単に良好な人間関係を気付けると思います。「さすが頭の回転が速いですね」とか「運動神経がいいですね」と言われたら人はいい気分になります。

ほめ上手な人が傍にいると気分がよくなるので、なるべく一緒に仕事がしたいと思われやすくなります。誉め言葉が上手な人は、仕事の出世が早い場合が多いのはこのためです。

しかし誉め言葉いうのはいつも他人に何を言えばいい気分になってくれるかを考えないとできない芸当です。

ぜひ誉め言葉を言える人間になり、仕事をいち早く軌道に乗せていきましょう。

客観的に物事を見れる

「相手がしていることをもし自分がしていたらこうしてほしいな」と客観的に考えられる人は気配り上手です。

例えば雪の降る日、仕事で外に出なくてはいけなくなったとします。道中は寒くて、手が冷たくなってきます。

そんな時に温かいコーヒーやお茶を買ってきてくれたりすると、本当にうれしく感じ、そして感謝してくれるでしょう。

気配りをするうえで、相手の状況を自分に置き換えて考えることが必要です。それこそが仕事上求められるものであり、周りとの良い人間関係を築くのです。

ありがとうを躊躇なく言える

ありがとうを躊躇なく言える人は、礼儀正しい人と思われます。

例えば、エレベーターで降りる時に、ボタンを押してくれた人がいたとします。その時ありがとうございますと言える人は「礼儀正しい」と判断されます。

逆に言えない人は、礼儀ができていない人として認識されると思います。

仕事をするうえで、他人への適所な礼儀は必要です。上司からするとそれができないうちは相手の機嫌を損ねる可能性もあるので、大切な仕事を任せることができません。

人への感謝の気持ちがないと、ありがとうと躊躇なく言えません。

自己中心的な考えが先行する人は、あいさつ一つですら、すぐ言葉に出てこないのです。

妬みを持たない

気配り上手な人は妬みの感情が、自分にも他人にも良い影響を与えないことを知っています。たとえ、どんなに仕事ができる人、お金持ちの人が周りにいても自分のペースが乱されることはありません。

それはしっかりとしたブレない軸(心)を持つことが一番いいことだと理解しているからです。

他人に妬みを持ってしまうと、そのことで頭の中がいっぱいになります。そうするとほかのことを考える事ができないです。

さらに妬みのようなネガティブな思考は伝染し、空気を悪くするので、気配り上手な人はなるべく避けたいと思っているのです。

プラスアルファの精神

気張りができる人は、常にプラスアルファの精神を持っています。

プラスアルファの精神とは例えば、あなたがファミレスの店員で常連のお客さんがいたとします。その人はいつもパフェを頼んでいるので、いつもより生クリームを足してあげたり、ポテトが好きなら、多めに持ってあげたりすることです。

いつも来てくれてありがとうという感謝の気持ちから生まれる行動になってくるとは思います。

そうした気配りが多くの人を喜ばせ、自分の心を豊かにします。

自分の心が豊かになってくるとまたほかの人に、その気持ちを分け与えたいと思ってきます。

人に気配りができるというのは、自分の心が豊かであるという証拠でもあるのです。

まとめ

気配りの意味を自己保身のために勉強することと、好まれる気配りについてお伝えしました。気配りの意味について何か気づきはあったでしょうか?

繰り返すことになるとは思いますが、気配りというのは自分の事ばかり考えていてはうまくいきません。他人のことをいかに観察しているかが重要になってくるのです。

もしあなたが、今まで自己保身のために気配りを勉強してきたのであればぜひ他人のためにやるようにしていきましょう。他人のことを観察し、理解しようとする過程が一番あなたを成長させるのだと思います。

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